双方共にゴリ押し戦法(お)

トゥア「いやだ、これは夢なんだ……私は戦いに巻き込まれていなくて自由な旅をしてい     るんだ……」 リーチェ「まぁ、目の焦点が合ってませんわ。車に酔ったのかしら。」 レイヴァー「現実と幻想の区別が付かなくなってる……末期だ……」 GM「現実逃避してもデスステはいますので(笑)」 トゥア「仕方ないので現実に戻ります(笑)」 ユリウス「僕もゾイドに乗れたと言うことで良いんですか?」 GM「OKOK〜で、状況としては、デスステは二体いて、一体が格納庫のすぐそば、も    う一体が少し離れたところにいます。」 マイルズ「ゴジュラスはいなかったっけ?」 GM「ULTゴジュは……離れたところというか、宿泊施設当たりでデスステと格闘中で    すな。」 マイルズ「……てことは、デスステは全部で三体?」 GM「そういうことになりますな。」 トゥア「これはまた随分と大盤振る舞いですねぇ……」 GM「つ〜わけで、戦闘に突入ナリよ〜」  一ターン目はPCが主導権を握る。  前衛のデスステは反撃に専念。後衛のデスステは動かずに移動ターンを終了する。  ユリウスは防御重視行動でチェイサーを後衛に向かって射出。トゥアはデスステと距離 を詰める。 (トゥア「どうしよう……対空兵器は地上にペナルティが付くから……どうしようもない ので前進……結局前衛かぁ……」  GM「なんか武器積めばいいのに……」)  マイルズは普通に速度修正を稼ぐ。  攻撃ターンでは、攻撃回数を使い切っているユリウスは攻撃出来ず。レイヴァーは前衛 にバスタークローで攻撃。胴体や足に当てる。デスステはAZ35oニードルバルカンで バスタークロー狙いの反撃を試みるがどちらも胴体に命中する。  リーチェはレールガンやパルスレーザーで『狙い』をつけ終了。感化されたのかトゥア も同じように狙いを付ける。  マイルズは前衛の相手にレーザーブレードやサーベル、ストライククローで攻撃。命中 させるが大して効いてはいない。ストライクレーザーバイトシザースとレーザーファング で反撃されるが、全て喰らってしまう。 (マイルズ「……(六ゾロ)アホか……3.3.1成功ですだ。」  GM「4.4.1成功じゃない?(苦笑)」  トゥア「何おたついているんですか!」)  しかも、運悪く頭部に命中したりもする。 (マイルズ「気絶判定は流石に幸運使いますよ……取り敢えず成功。」  トゥア「踏んだり蹴ったりだぁ……」)  後衛のデスステはリーチェに速射式荷電粒子砲で攻撃しつつ、レイヴァーにニードルバ ルカンで頭部を狙い攻撃する。  それぞれダメージ受けたり受けなかったり。 第二ターン目  デスステが主導権を握る。  PC側はマイルズ以外移動せずその場に踏みとどまる。  マイルズは速度修正を稼ごうとするがデスステに阻止されこのターンは移動距離が0に なってしまう。  デスステの移動ターン行動は前衛が反撃に専念。後衛は移動せず。 レイヴァー「ところで、ふと思った疑問であり、最初に考えるべき事だと思うのだが……       あのデスステは何だ?何が目的だ?マントはやらんぞ。」 トゥア「知りません!帝国の刺客じゃないんですか?」 マイルズ「お前らちゃんととしまえ付けてからこっちこいよぉ〜」 ユリウス「1.研究所の襲撃。2.我々の抹殺。3.意外にもレイヴァーさんのマント(笑)」 GM「んでは、整備、補修/ゾイド技能で判定してみて〜」 ユリウス、リーチェ、トゥア「成功〜」 GM「成功すれば分かるけど……装甲とかがほとんど汚れてませんね。」 トゥア「あれ……どう思います?」 リーチェ「ついさっき投入されたばかりの機体?」 マイルズ「よく分かるなぁ……(笑)」 トゥア「1.まっさらの新品。2.パイロットの愛が籠もっている。3.実は幻影(笑)」 リーチェ「一番くらいしか……」 ユリウス「二番だったりして(笑)」 トゥア「だからといって能力的には何も変わらない……(苦笑)」 GM「伏線だ、気にしろ(笑)」  で、攻撃ターンに移る。  後衛のデスステは荷電粒子砲、格納式AZ105oリニアキャノンなどで攻撃し、ユリ ウスとリーチェは回避しきれずにダメージを受ける。しかもリーチェにはクリティカルが 発生したりする。 (マイルズ「合掌……ひねり」  レイヴァー「出た……」  リーチェ「……無効化するには気合いが足りません。誰か下さい(苦笑)」  トゥア「私が一点融通しましょう。あぶな〜い!」  リーチェ「それでは、貰った気合いを使ってダメージ無効化します。先生の警告でとっ       さに回避という感じで。はぁ、助かりました。」)  ユリウスは大口径キャノンで前衛に攻撃する。思ったのだが、後衛に攻撃した方が反撃 が無い分有利な気がする……前衛に攻撃を集中させて一気に戦力を落とそうという考えだ ったのかも知れないが。  ともあれ、大口径キャノンは命中するが、デスステはEシールドを瞬時展開しダメージ を抑える。反撃はフリーラウンドシールドで防ぎ、一進一退の攻防に見えなくもなく。 (レイヴァー「げ、あのバケモノEシールドまで搭載してるのかよ……」  マイルズ「酷いモンじゃ……」  トゥア「まったく、帝国はろくでもないモノ開発してくれたものですね。」  リーチェ「……今回は同意します。」)  レイヴァーの攻撃は当たるが足に行ってしまい、あまり大きな被害を与えられない。反 撃は回避できずに足を止めた殴り合いが続く。  リーチェは反撃を恐れ後衛に攻撃。全部命中させるがダメージはあまり大きくない。  トゥアは命中させるが所詮は小型。ダメージは防護点で止められてしまう。しかも反撃 を受けてしまい足の装甲が1まで削られる。 (トゥア「きゃぁっ、アリエスの足が〜!ぷらんぷらんしてる〜!」  レイヴァー「ぷらんぷらん言うな!聞いていると余計可哀想に思えてくる!」  ユリウス「まだ中枢に全然ダメージ行ってないんですからしっかりくっついていると思       いますが……」)  マイルズは格闘攻撃。命中させるが、反撃も命中させられてしまう。Eシールドでダメ ージを軽減するが流石に真っ向からの勝負では分が悪い。 第三ターン目  デスステ側が主導権を握る。  ユリウスは格闘攻撃をするべく前進。先生は弾幕を張り防御力を上げてみる……が、デ スステは基本的にエネルギー兵器ばかりである。マイルズは移動しようとしても阻止され 速度修正を稼げない。他は動かず。  デスステは後衛が荷電粒子砲で攻撃。リーチェもマイルズも避けられないが、マイルズ は簡易型反荷電粒子シールドでダメージを受けずに済む。  前衛のデスステも荷電粒子砲で後衛のリーチェを狙う。 (リーチェ「集中攻撃ですか……(汗)」  GM「いや、最低射程の関係上、前衛のデスステはお嬢にしか荷電粒子砲撃てないから     (笑)」)  右腕の装甲が全て吹き飛ぶが、中枢判定で一ゾロを出しまだ腕は繋がっている(笑)  ユリウスは前衛に大口径キャノンで攻撃。地道にダメージを与える。レイヴァーは足の 中枢にダメージを与えるが、流石に破壊は出来ない。リーチェと先生は狙いを付ける。マ イルズは格闘攻撃を行いダメージを与える。  双方ともにダメージが積み重なる消耗戦の様相を呈してきている。まぁ、元々このゲー ムでは消耗戦にしかならないのだが。 GM「(こっそり判定……いきなり失敗)で、第四ターン目……なんですが……」 リーチェ「何かありまして?」 マイルズ「なんじゃ、なんじゃ……ゴジュラス参上か?」 GM「えとね……デスステが自爆するっぽいです。レイヴァーとマイルズ回避してみて〜    通常攻撃と同じように成功度は6です。」 マイルズ「(一ゾロ)余裕で回避(笑)」 レイヴァー「おぉ……何とか成功。でも、0成功なので+6で命中〜」 GM「では、胴体に36点のダメージですな。」 レイヴァー「無効化しておきます(笑)」 GM「あいよ。で、宿泊施設の方で戦っていたULTゴジュとデスステもデスステが自爆    したことによって共倒れですかな。ゴジュが優勢だったんですけど。」 リーチェ「漁夫の利、ですかしら。」 トゥア「私達の努力は何だったのかしら……」 リーチェ「あら、リーチェたちがここでデススティンガーを迎え撃っていなければ、きっ      とツォーネたちは破壊されていましたわ。愛機を守れたのが、努力の成果です。」 マイルズ「まったく……この基地の防御体制はどうなってんだ。」 GM「研究所の下っ端な人たちが寄ってきては『大丈夫ですか?』とか聞いてくるけど?」 トゥア「大丈夫じゃないです〜アリエスの足が〜」 マイルズ「ふ……今日も頭部中枢まるだしですよ(笑)」 トゥア「それはさておき、下っ端さんから何か説明があったりします?」 GM「ん〜説明は何もないですな〜(暗に調べた方が良いと言っている)」 トゥア「ここの警備体制はどうなってるんですか!あんなのが市街にでも出たらどうする     つもりです!?」 マイルズ「まぁ、良いじゃないか。我々が働いた分くらいは手伝って貰えるって。」 レイヴァー「トゥア姉は元気だね……」 トゥア「アリエスを酷く傷つけられたんで怒ってるんですよ。私は。」 レイヴァー「私怨じゃねぇかよ……」 リーチェ「偶発的に出現するとは考え難いですわね。そして、あのデススティンガーは恐      らくそれまでに戦闘を経験していない新品……やっぱりPKの差し金かしら。」 トゥア「ともかく、デスステの襲撃経路なり、目的なりきちっと調査してくださいよ。」 GM「(自分たちでは調べないのか……)まぁ、その辺は後々報告されるでしょうね。で、    そんなことを話しているうちに、けが人の救助とか色々やっていますが、デーヴィ    ッドさんが行方不明になった模様ですね。」 レイヴァー「何をやってるんだ、あのおやぢは〜!」 GM「まだ20代なのにおやぢ呼ばわり(笑)」 マイルズ「迷子とは……やるねえ。」 ユリウス「行方不明……死んだか誘拐でもされたのかな?」 GM「まぁ、彼の捜索は軍の方でやるそうですので、君たちには直接的には関係ないです    な。関係あるのは……地上施設が全損しているため修理がここで出来ないことくら    いです(笑)」 マイルズ「ぐは……そいつはつれえ。」 トゥア「じたばた(駄々こねてる)」 GM「すぐ近くにグレイ市があるのでそこの共和国駐屯地ででも修理してくださいませ。    デーヴィッドさんが行方不明になってるけど、任務は打ち切りにならないので頑張    るように(笑)」 リーチェ「なんだかあちこち移動してばかり。観光の時間もないなんて。」 GM「時間があればすればいいのに(笑)で、他になんかやりたいことあります?」 トゥア「自力で応急処置したいです(笑)」 レイヴァー「ゾイドの?(笑)」 トゥア「ゾイドの。」 GM「資材無いからちょっとキツイかもね〜ルール参照して自由にやっといて〜」 リーチェ「温かい紅茶飲んで、シャワー浴びて寝たいです。」 レイヴァー「車の中でずっと寝てたじゃないか(笑)」 リーチェ「ふかふかのベッドで寝たいんです。」 レイヴァー「人、それを我が儘という。」 ユリウス「調査書類を貰って……リムの捜索を頼んだりします。」 マイルズ「自分で応急処置して怪我を治しておきます(笑)」 GM「あい、了解。では、グレイ市にいて修理などを行うことになります。とこの辺で終    了ということで。経験点は5点ね〜」
次に進む 戻る