インターミッション

アンジェ「『バロール』かぁ……魔眼を持つ巨人……確かにその通りみたいだけど……」 レクス「今のところみ〜んな知らないですけど。」 ザイン「レオノーラは知ってる風だった様な?」 レクス「あれはバカな子だからきっと思い出せません(笑)」 レイヴァー「しかしアンジェもお莫迦言うし、フランクは親莫迦だし、莫迦ばかり……」 GM「いや、話の持って行きようでは『ゾイテック』に連絡を入れても良いかな、とは思    っていたのですが(笑)」 レクス「あ〜、その手も考えましたがどうせ機密だろうなぁと。まぁ、レオノーラは関わ     らせたくないという俺の思いやりという事にしといて下さいな(笑)何か俺が一     番貧乏くじ引いてる気がするぞ……」 フューゼル「レベルアップで知力を上げて……ゾイドのレベルも上がるから改造Pが増え       て……改造技能を上げたから合計で改造P三点上昇です。ところで改造って       して置いて良いんですか?」 GM「フランクさんが調達してくれる、と言うことで(笑)」 レイヴァー「フランクの調達してくれた部品は、全てにお嬢の顔写真が貼ってあったりし       そうで嫌ですな。」 GM「そこまでしないよ……せめて梱包剤に止めておく(笑)」 アンジェ「うわぁ……」 レクス「時に急にフューゼルの精神年齢が下がった気がしますね。」 GM「二十歳の青年じゃないよね。」 フューゼル「ふ、実はフューゼルの精神年齢は父親が死んだ時点で止まっていたのです       よ!」 ザイン「実は生きていた、とか(笑)」 アンジェ「しかし……それとは逆にクリスの態度が硬化している感じが……」 レクス「そりゃなぁ……関わるなって言った次の瞬間、ローレンツの尋問に。クリス、救     われねぇ(笑)」 アンジェ「あれで忠告守って関わらなかったらどういうルートに行ってたんだろう……」 GM「ローレンツは処分されて……ゼネバスハンターを続けていたんじゃないでしょうか    ねぇ?」 フューゼル「まぁ、組織に目を付けられはしなかったでしょうなぁ。」 GM「まぁ、何で関わるなって言ったのかは分かってくれたよね?」 アンジェ「私はおバカなのできちんと理由を説明してもらわないと……(苦笑)」 GM「彼としては『ローレンツに関わってしまうと、その情報を手に入れた経緯がクリス    が落とした書類と彼との会話でしかない為『グウィネヴィア』の者として、または    内通しているとして手配されてしまい、ゼネバスハンターを敵に回し社会的に不味    いことになる。』と言いたかったのよ。そこまでは言えなかったわけですが。」 ザイン「……と言うことはクリスは『ゼネバスハンター』に潜入していた『グウィネヴィ     ア』の諜報員と通じていた?」 GM「そうなるでしょうね。」 アンジェ「でも……ローレンツにクリスの事を教えた人もいるはず……ネオゼネバスの密      偵かな?……ああ、もぅ訳が分からなくなってきた……」 フューゼル「全部『グウィネヴィア』の方での策略だったのか……」 レクス「それにしては『タスラム』とか『バロール』とか渡さなくてもいい情報出してき     たな……」 GM「『上手い嘘の付き方』って言うのは『真実の中に嘘を混ぜる』ですから(笑)全部    嘘で固めた情報なんて誰が信じますか(笑)あ、私はほら吹きですが嘘つきではな    いのでそこの所宜しく(笑)」 レクス「……でも、それだと俺の爺さんが『タスラム』とか『バロール』の事を話してい     なかったら通じない策だよな……それに俺の目的も知ってるし。誰にも喋った覚     えはないのに。」 GM「その辺はまだまだ分かりませんね(ニヤリ)」 ザイン「まさかクリスはレクスのストーカーなのか!?」 GM「85トンメック……じゃなくて、それは変態だなぁ(笑)」 レイヴァー「アンジェ……その、いや、いいや。」 アンジェ「みんなして言いたい放題言ってー!」

後書きと言い訳

 さてさて前回のセッションからたった二日で出来上がったシナリオでした。神が降りて いる感覚……というか、それは邪神でしたが(何)邪神降臨です。  内容としては会話的なトリックで色々考えて貰おうという奴だったのですが……情報量 と可能性、各キャラクターの思考とが入り乱れ非常に分かりにくかったようにも思えます。 というか、その辺りが会話トリックの醍醐味ではあるのですが……やりすぎですか。そう ですか。  まぁ、次の舞台は中央大陸と言うことで今までゴチャゴチャしていた人間関係からは開 放されるでしょう……きっと。  ゴチャゴチャした人間関係より危険な任務が多くなるとは思いますがそれはそれで仕方 ないと言うことで納得して貰いましょう(笑)
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