惑星Zi裏年表
ZAC2049年 ゼネバス帝国の一小隊がガイロス帝国の斥候部隊と接触。 情報を持ち帰らせないため孤立無援状態で追撃を行いニカイドス島で戦闘。 半数が撃破されるが撃退する。しかしその時既にゼネバス帝国は滅亡していた。 この事件は公式記録には記載されていない。 ZAC2099年春 西方大陸戦争が始まる半年ほど前。 『共和国北方防衛軍第13大隊』が謎の傭兵部隊と交戦。 三倍以上の戦力に包囲されるも籠城戦を展開しこれを撃退する。 その際に復活したタートルシップにて追撃戦を行い、トライアングルダラスにて大規模戦闘。 発見されたオオカミ型オーガノイド『ガデス』を巡って起こったと言われているが公式記録には全て記載されてい ない。 最も深く関わった一小隊『灰色部隊』はこの後再編成され西方大陸の遺跡探索の任につく。 ZAC2100年三月 南エウロペにて遺跡探索を行っていた『灰色部隊』が謎の部隊と交戦。 試作型のネオタートルシップと一個大隊を率いて東方大陸に拠点を置いていた旧ゼネバス帝国穏健派と接触。 旧ゼネバス帝国過激派の戦闘部隊と交戦しこれを殲滅。 この事件は公式記録には記載されていない。 ZAC2100年夏 中央大陸にて旧ゼネバス派の特殊コマンドチーム『エコー's』が秘密裏に製作されていたウルトラザウルス二番 艦『パルチザン』を奪取。 大統領の出席する式典を射程圏内に入れるべく行動する『エコー's』と共和国の小隊(傭兵と正規兵の混成部隊) が権謀術数の騙し合いを展開し、『パルチザン』は谷底に突き落とされ大破。 同時期に旧ゼネバス派の反乱が起こり、ゾイドコアを使用した大規模破壊兵器での首都壊滅を画策するが決死の伏 撃、それに合わせた包囲攻撃にて鎮圧。 その後隊長である『カフィー』は胃潰瘍で入院。 この事件は公式記録に記載されていない。 ZAC2100年秋 中央大陸にて発掘されたドラゴン型オーガノイド『カルマ』が輸送中に謎のコマンドウルフ『イントロン』に奪取 される。 再編された『共和国防衛軍第13大隊』(再編時に中心となった部隊は『灰色部隊』である)内の共和国の一小隊 『稲妻部隊』がその後も起こる不可解な事件を調査、解決に奔走する。 その際グローバリー三世号の生き残りの少女を保護。 また、謎の人物『アリス』と『カルマ』により戦闘を仕掛けられるも、『稲妻部隊』の電撃戦により撃破。『アリ ス』『カルマ』共に死亡。 この事件は公式記録に記載されていない。 ZAC2101年二月 パノーバ社とマクサー社のCASトライアルにてその護衛を行った小隊(通称『酔いどれ部隊』)が傭兵部隊と交 戦。 退けながら会場(レッドラスト)へ向かいトライアルを行うがライガーゼロが暴走。その結果発生したマイクロブ ラックホールにより5km四方を消滅させる事故となり、CAS製作者でありテストパイロットである『ビアトリス』 が死亡する。 その後、大規模演習にて共和国保安部長エイルマーの不正を暴き断罪する。 一連のCAS開発競争にも関わっていたとされるが細部は報道されなかった。 一部は裁判記録に残っているため閲覧可能である(らしい)が、二社の圧力によりほとんど封印状態。 ZAC2101年秋 ガイロス帝国の強襲部隊が共和国の孤島にある研究施設を襲撃する。 研究、開発されていたアルティメットゴジュラスシリーズが起動し研究施設を破壊、逃亡する。 ガイロス強襲部隊の生き残りと共和国の施設防衛部隊の一部を捜索隊とし(通称『骨折り損部隊』)、ULTゴジ ュラスシリーズの捕獲、破壊を行う。数体のULTゴジュラスが中央大陸に上陸し秘密裏にこれを処理。 開発者の手引きにより最強のULTゴジュラス『アルティメットゴジュラス−T・REX』(以下ULTゴジュラ スT2)が中央大陸に上陸し『インターフェイス』……未覚醒状態のオーガノイドを取り込み完全体として活動を開 始する。その際に開発者である『デーヴィッド』が補食され死亡し、中央山脈の一部が消滅。 その後ニクス大陸にてULTゴジュラスT2を確認。 大規模捜索の後ディオハリコンを使い誘き寄せ一個大隊をほぼ全て損耗し撃破。 この事件は公式記録に記載されていない。 ZAC2105年五月 ニクス大陸でゼネバスハンター『スネークハンターズ』が秘密結社『グヴィネヴィア』の起こすテロを相手に奮戦 する。 都市部に潜伏している下部の組織から情報を引き出し同盟組織『フラガラッハ』を壊滅。 しかし、『スネークハンターズ』隊長『アンジェリカ』の旧友である『クリスティアン』との内通が発覚し(『グ ヴィネヴィア』の息のかかった)ガイロス帝国の軍警察に追われる身となる。 ガイロス帝国密偵と上官『モニカ』の協力により中央大陸へ脱出し、『グヴィネヴィア』と『ゾイテック』が『カ ルマ』を発掘するがそれを阻止できず。 部下であった『アンジェリカ』を脱出させた罪を問われゼネバスハンター大隊が懲罰部隊として再編され、デモン ストレーションとして行った演習に参加した新兵部隊(連隊規模)が行方不明となりその捜索に使用されるも『グヴ ィネヴィア』の切り札『ヴリトラ』に襲われ壊滅。 『スネークハンターズ』は救援に向かうも間に合わず『グヴィネヴィア』に捕らえられるが隙を見て脱出し『ヴリ トラ』を撃破。 また、『スネークハンターズ』に潜入していた『クラウス』が『ルシファー』にて反乱を画策するもこれを阻止す る。 この事件は公式記録に記載されていない。 ZAC2105年秋 中央大陸の南西にて『灰色部隊』がゴジュラスギガの試験起動を行う。 しかし、情報が漏れていたためネオゼネバス帝国の部隊に包囲され大規模戦闘を展開する。 途中で戦災孤児を保護するも劣勢になり撤退を開始。 敵の攻撃により闘争本能を刺激され暴走を起こしたプロトタイプゴジュラスギガ(キングゴジュラスのアーリータ イプであるスーパーゴジュラスを改修したもの)を撃破する。 この事件は公式記録に記載されていない。 ZAC2106年夏 西方大陸にてブロックスゾイドのトライアルに参加した『灰色部隊』が大規模盗賊団に襲われる。 『ゾイテック』の技術者の息子『ニール』が父の仇を取るため盗賊団と手を組みゾイテックを攻撃。試験場付近に 存在しており技術者が封印していた遺跡をベースとして利用するも侵入した『灰色部隊』の説得により改心。 しかし、『灰色部隊』本隊と盗賊団の戦闘により遺跡の守護者『サイクロプス壱式』『サイクロプス弐式』が起動 し戦闘、撤退する。 盗賊団は敗退するも体制を立て直し『ゾイテック』の人員輸送中に再度攻撃開始。遺跡付近であったため『サイク ロプス』も戦闘に加わり混戦となるが、『ニール』より渡された『ブロックス合体プログラム』により『灰色部隊』 のゾイドとトライアル中のブロックスが合体。難なくこれらを撃退する。 その後遺跡より『モルガ』成虫が羽化し、飛び去る。モルガ成虫の発生させた時期嵐により映像記録は全て残らな かった。 この事件は公式記録に記載されていない。 ZAC2106年九月 西方大陸、レッドラストにて共和国、ゾイテックが協力し調査を行う。その地点でギル・ベイダー野生体の幼体大 量発生。また、数km四方が陥没する大地震が起こる。 その際記憶喪失の少女が救出される。
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