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茨城県の水郷潮来市の前川あやめ園で、5月18日(土)~6月23日(日)の期間あやめ祭りが行われていた。 その期間中に水曜日と土、日曜日には嫁入り舟が運行されるとあるので、19日に出かけた。 水曜日の嫁入り舟は11時からの1回のみなので、朝7時に出発。 気がかりであったのは天候でしたが、関東地方南部はほとんど雨降りとはならなかった。 この祭りは昭和27年にはじまったもので、当初は、あやめや花菖蒲の愛好家たちがビール瓶などに花菖蒲やあやめの切り花を入れて行なわれていました。 それが園内には、約500種類100万株のあやめ(花菖蒲)が植えられており、見頃を迎えると一面に咲き誇るとのことでしたが、おとずれた日は最盛期は過ぎているようでした。 嫁入り舟の説明 土地改良事業をはじめとする開発事業が行われる昭和30年前半までは、 この地方は水路によって形成された生活形態であったことから、 嫁入りする際の花嫁や嫁入り道具等を運搬するときにもサッパ舟が使われており、 これが「嫁入り舟」のはじまりだとされています。 この「嫁入り舟」が全国的に知られるようになったのは、昭和31年10月 松竹映画「花嫁募集中」とタイアップし“ミス花嫁”を募集したことがきっかけとなり、 花村菊江さんの「潮来花嫁さん」の大ヒットによりさらに全国的に知られるようになりました。 しかし、生活形態や交通手段(水運から陸運)が変化してしまってからは、 河川や水路(江間)も姿を消してしまい、サッパ舟を使った「嫁入舟」を見ることが出来なくなってしまいました。 このような中、昭和60年に行われた「つくば国際科学技術博覧会(潮来の日)」の際に、 イベントとして「嫁入り舟」を復活させたのがきっかけとなり、 現在のあやめまつり大会においてもイベントとして行われるようになり、 今では水郷潮来を代表する行事となりました。 嫁入り舟はあやめ園内のろ舟乗り場から運航します。 まず、「潮来花嫁さん」の記念碑前に到着後、船頭・仲人と共に花嫁は園路を歩き、舟は出航となります。 花婿が潮来市の縁結びの噴水スポット「WAiWAiファンタジア」に待っていることもあり祝福ムードいっぱいになります。 ということでしたが、雨は降らなかったものの、かなりの強風で舟で花婿さんのところに行くのは中止されました。 一番のハイライトは撮ることができなく、残念でしたが、その様子をアルバムに載せました。 (音楽:潮来花嫁さん) (*^▽^*)ノイイヨネ!
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