7月19日奥日光 千手ケ浜にまだクリンソウが咲いているとのことで出かけました。

クリンソウ(九輪草)は、サクラソウ科サクラソウ属の多年草。
山間地の、比較的湿潤な場所に生育し、時に群生する。高さ50cmほどになり、日本に自生するサクラソウ科の植物のなかでは最も大型である。
花は花茎を中心に円状につき、それが数段に重なる姿が仏閣の屋根にある「九輪」に似ていることから名前の由来となっている。

  小林一茶の句に  「九輪草 四五輪草で 仕舞けり」    というのがある。

 千手ケ浜から帰りのバスに乗り、途中小田代ヶ原(おだしろがはら)で下車。
小田代ヶ原は、栃木県日光市の日光国立公園内にある湿地である。標高は、盆地状の地形の底部が約1,405から1,410m程度、周縁部は少し高く最高でも1,430m程度である。日光国立公園の特別保護地域および特別地域であるほか、環境省の日本の重要湿地500、国際条約のラムサール条約湿地に登録され保護されている。
そして話題沸騰なのが、「小田代ガ原の貴婦人」と呼ばれる1本のシラカンバの木。シャッターチャンスを狙う人々で後が絶えない。

 小田代ヶ原から戦場ヶ原を見ながら赤沼駐車場まで歩いた。
この日光戦場ヶ原の地名はかって武士が戦ったところかと思ったが、そうではなく
日光神(大蛇)と赤城神(むかで)が雌雄を決して戦ったという伝説に由来する。
最期の歩きは1万歩をゆうに超えていたが、晴れてきて男体山が姿を見せてくれた。
 

男体山


空には飛行機雲も

水辺に咲くクリンソウ

クリンソウ

オダマキ

アヤメ

中央が「貴婦人」

野外学習をしている生徒

世代交代

中央の遠くに見える 
貴婦人