読まなくても支障はない人物(?)紹介 >>   ようこそ魔法街

伊藤 紫(いとう ゆかり)   〜みんなのお客様〜
属性:影の薄い主人公・家出人・一応美少年
主人公だが、ポジション的には傍観者。元々状況に流されやすい性質だったのだが、最近ますます磨きがかかりつつある。偶然迷い込んだのが魔法街だったせいで、否応なく非日常にぶち込まれた。
上田 環(うえだ たまき)   〜魔法街の申し子〜
属性:委員長・占い師・最弱にして最強
魔法街のナビゲーター。物心ついて以来他所で暮したことはなく、育ての親に溺愛されて育った結果、骨の髄まで染まっている。他所では生き難いかも知れない。魔法街という場所を擬人化したら、多分こいつになる。
上田 靖臣(うえだ やすおみ) 〜なんちゃってゴッドファーザー〜
属性:世話人・花屋・外見のみ893
環の父。血は繋がっていないが、性格はかなり近しいものがある。魔法街では貴重な、常識をわきまえた人。わきまえているだけで身についていない辺りが悲しい。問題が起きた時に相談すると、普通に頼りになる。
阿久津縁(あくつえにし) 〜魔法街元締め〜
属性:真のボス・古本屋・美形
環の母(男)。BL系創作の標準装備たる最高権力者な超絶美形だが、こう見えても旦那と息子を深く愛しているので主人公とは絡まない。困った時に相談すると、原因ごと綺麗さっぱり叩き潰してくれる。
里山 士郎(さとやましろう) 〜沈黙の番人〜
属性:謎の同居人・薬局経営者・無口
本業は鍼灸師らしいが、滅多に働かないので薬局の店番が主な仕事。とりあえずいろいろな意味で不気味な存在だが、悪気はない。寧ろ、善意に満ち溢れているだけに始末におえないという、生きた見本。
里山 圭士(さとやま けいし) 〜出番がないのは幸せだから〜
属性:最後の良心・薬屋(漢方)・バカップル一号
周りの連中がズレまくっているせいであまり目立たないが、住んでいる場所が魔法街でさえなければそれなりに個性的な人物。しかし、平凡である事の幸せをよく知っている。ある意味、要領のいい男。
堤 春麻(つつみ はるま) 〜永世中立地帯〜
属性:女装・謎の店・バカップル二号
圭士の彼女(彼氏)。女装した男である事を除けばごく真っ当な人物だが、両隣が上田親子という環境で問題なく生活できる辺り、やはり普通ではない感性の持ち主である。圭士同様、気がつけば安全地帯にいるタイプ。
漁火(いさりび) 〜歩く反則〜
属性:便利キャラ・住所不定無職・UMA
環の彼氏。こいつが普通に道を歩けるのも、魔法街ならでは。投入すればどんな事態もたちまちこちらのペースになるという反則キャラだが、後の始末が凄まじく面倒なことになるため、多用は避けたい。