琴平神社由緒 (拡大)


※ 小祭 : 4月 第1 日曜日 ・ 大祭 : 10月 第1 日曜日

 

琴平神社由緒 概要

明和8年(1771)12月から翌安永元年(1772)2月にかけて柏倉村の関口一郎左衛門一行が伊勢神宮と四国金刀比羅宮を参詣して帰村した。同夜、帰村を祝し宴会を開いた。祝宴の中で拝受してきた神璽を開いたところ、金刀比羅宮の神璽が二枚出てきた。これは平常からの信仰が厚い印と喜び、一枚は邸内の祠に、もう一枚は村人に諮って鞍掛山(琴平山)に祀ることとし、現在の地(頂上)に御神霊を勧請を行なった。天保9年(1738)に神祗官統領伯王殿より宣旨を賜り、鞍掛山金刀比羅宮と称した。慶応元年(1865)まで祭日のほか参拝者はなかったが、明治に至って参拝者が増えたので、巌石を穿(うが)って、道路を開いて参拝者の便を図った。