石塔

天水桶

天水桶

石塔

旭額殿   

(三階建)

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境内から撮っているので額殿の三階が写っています。
額殿から景色を眺めている人が数人います。
左右に石塔が立ち、その奥には大きな天水桶(水桶)もあります。
右の天水桶(てんすいおけ)のところには女の人が座っています。
その天水桶を良く見ると、建物から樋(とい)が伸びているのがわかります。
天水桶の水は、建物から雨水を集めて貯めていました。
しかし、この桶(おけ)も鉄で出来ていたので、戦時中 国へ供出しました。
昭和20年の大火事でこの立派な額殿と周囲の松、社務所が全焼しました。
残ったのは、愛宕神社だけだったそうです。
「あと桶一杯の水があったら火は消えていた。」という話もあります。
天水桶があったら完全に火は消せたでしょう。
戦争がすべてを消してしまった・・・と思うと残念でなりません。

現在の風景です。
旭額殿を想像して、過去にタイムスリップしてみてください。