まずは交換に至った経緯から。
プリを買った当初から、排気系についてはマフラーだけを社外品に交換しようと思っていました。
ですが、SR18用は選択枠が少ないこと少ないこと…(泣)。
2リッター用なら社外エキマニもマフラーもいろいろあるのに、
SR18とSR20とで何が違うんだろうと疑問に思っていました。
某n氏に「エキマニ替えるとフィーリング変わるよ〜♪」と言われ
「えっ、社外品の設定がないのに、どうやって??」と答えた。
すると「大丈夫、エキマニから触媒、マフラーエンドまでSR20のモノを使えば大丈夫!」と。
そこでやってみようと決断したワケでありますが、こんなに大手術になるとは思ってもいませんでした(^^;;;
実際に交換に向けて動き出したのは02年に入ってから。
オークションにてエキマニ、O2センサ、排気温センサを入手し、
(念のため)エキマニの付属品も購入、そしてマフラーを購入。
そしていよいよ作業へ。
これから作業を予定している方へのアドバイス
作業の前に、下回りのボルト・ナットに556等の潤滑材を吹き付けておく事をお勧めします。
なお、作業に当たっては細心の注意を払い、全ての作業は自己責任で行ってください。
作業本編の前に、まずは準備編から…
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某オークションにて落札したHP10用エキマニです(フジツボ製)。(文中では4〜2パイプ) フジツボのエキマニはO2センサ用の穴位置が2箇所あり、 HP10前期(T型、オイルパン横)とHP10中後期(U、V型、4〜2集合管)の両方に対応しています。 HP11(SR20DE)のO2センサは後者の4〜2集合管側にあるので、問題無く使用できます。 |
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こちらは2〜1パイプ。写真の奥側にO2センサ用の穴が開いています。 |
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こちらはフロントパイプ |
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4〜2マニの集合部。綺麗に接合されています。 |
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エキマニのガスケット等は再使用不可部品なので、付属品を購入。 |
正真正銘、HP11用のマフラーです(^^; こちらは新品です。 |
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箱のわりに中身がアレですが、内容物を保護するためです。 | ![]() |
開ける前の箱は、長さが約2メートルあります。部屋に入れるだけでも重労働でした(^^;;; | ![]() |
まだ汚れてないタイコです(^^) | ![]() |
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この時点では分りませんでしたが、 純正と比べてみるとやっぱり太い(^^; |
管理人も作業に集中していたため、
作業時の細かい部分/箇所の写真は撮っておりません。ご了承下さい。
1-1.車のリア側にウマをかける。
1-2.リアの純正タイコを外す。
(フランジ部の2つのナットを外し、マフラーフックを3箇所外します)
1-3.純正のブッシュを使う場合は、純正タイコからブッシュを外して
社外タイコのハンガー部分につける。社外の強化ブッシュの場合も同様。
ブッシュを取り付ける前にブッシュの穴に潤滑材を吹き付けておくと、
タイコ・車体に取り付けやすくなります。
1-4.社外タイコを車体へ取り付ける。ウマを外す。
2-1. 1-2 と同時進行でラヂエターファン、エキマニカバーを外す。
(その前にO2,排気音センサーカプラを外す)
2-2.エンジン排気側のエキマニを止めているナットを外す。
(走行直後の場合は熱膨張などにより、取れにくくなっています。
冷めるのを待つか、局所的に水をかける等して冷やしましょう。
下手すると、ナットなめます)
この頃に1-4が終わっていると効率がいいですね。
2-3.フロント側にウマをかける。
2-4.車体中央部のサブタイコを吊っているナットを左右両側外す。
2-5.フロント下部に潜って、エキマニとフロントパイプを止めているナット3つを外す。
2-6.フロントパイプを止めているステーを外す。
そうするとエキマニ直後からタイコ直前までが1ピースで落下します。
2-7.エキマニを外す。 (以上、取り外し終了)
2-8. 4〜2マニホールドにガスケット(新品)をかませて、ナットを締める。
2-9.触媒直後からタイコ直前までの(以下)センターパイプをつける。
このとき、ウマを用いている場合、知恵の輪状態(※)になる。
(パイプがリアサス上部まで上がらない。
上げようとすると、センターパイプ前端部が地面にくっ付いてしまう)
右リア側のジャッキアップポイントにパンタ(or純正工具)を使って
ジャッキアップすると何とか通るはず。(事前にタイヤを外しておく。)
2-10.実際は上記だけでは上手く取り付けできないので、
・・・部をハンマーにてへこます(^^;
(純正パイプに対して社外パイプの径が大きすぎるため(?)
2-11.センターパイプとタイコをつなげる
2-12. 触媒を取り付ける。(センターパイプとつなげる)
2-13.フロントパイプと2〜1パイプをつなげて
触媒、4〜2マニホールドとくっ付ける。
一度では上手い事いかないかと思われますので
ねじ穴位置等の微調整は必要かと思います。
2-14. タイヤ等をもとに戻し、ボルトナット等の締め具合を確認する。
エンジンをかけてみて、排気漏れ等がないかを確認する。
2-15.エキマニにバンテージを新たに巻きつけた場合、煙が出てきます。
風通しのよい場所に車を移動し、ボンネットを開けておきましょう。
3-1.純正O2センサ(3極)、排気温センサ(2極)カプラを外す。(2-1参照)
3-2.それぞれのセンサを取り付ける位置(配線の長さ)を考えて
テーピングを外していく。O2、排気温それぞれのセンサのテーピングを外す。
排気温センサは触媒部に挿す。O2センサはエンジンルーム内の4〜2パイプに設置。
(フロントパイプ部はオイルパンと重なってしまい、取付不可。)
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ボルトが外れなくてなめてます(^^; じょうろをお借りして局所冷却しました。 説明2-2参照。 |
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タイコのみ取り付けた後。 これだけでも印象は変わります。 |
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純正タイコと社外タイコです。 出口も違いますが、やはりメインパイプの違いが顕著です。 |
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純正エキマニ触媒出口の径を測ってみました。 細い…(^^; |
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純正タイコ直前部の径を測りました。 社外と比べると約18mmも違うことになります。 |
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純正フロントパイプと社外2〜1マニ&フロントパイプです。全長は一緒のようです。 |
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こちらは社外フロントパイプ後端(触媒直前部)です。右上の4と比べてみて下さい。 |
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2〜1マニの2の部分の径です。 約φ47が2本もあります(^^; |
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取付直後のエンジンルーム内です。 写真では分りませんが、実は白い煙が出ています(^^; さらには栗の匂いが辺りを包んでいます(^^; |
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どんなもんでしょ!? |
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臭いの原因はコイツです。 仕方ない…しばし辛抱。 |
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赤のテープ部は、配線を変更した箇所です。 |
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ぼかしが薄いなどの苦情は現在も受け付け中…(^^;;; ご協力頂いた、あほおやじ氏、だんぷ氏、nabe氏、tam氏、hicas氏の皆様方、ありがとうございました。 それと、作業スペースを貸して下さったtam氏に重ねて御礼申し上げますm(_ _)m |