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このページでは、エンジン載せ替えについてを書いています。
ごゆっくりとご覧下さいませ。
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エンジン載せ替え

まずは載せ替えるに至った経緯を。
3度目の車検を受けた03年12月の時点で走行距離は10万キロを超え、
エンジンについてはオーバーホール(以下OH)することを第一に考えていました。
しかし、もう一方で(当時)ヒーローしのいなどのサーキットでのタイムが伸びず、
SR18での限界を感じるようになったことから、SR20にエンジンを乗せ替えるか、
もしくはHP11にハコ替えをするか、OHの3つを検討をし始めました。



ところが、広告を出して2ヶ月位経った時のこと。ふと掲示板に「エンジン譲ります」的な書き込みが!!!
まさに渡りに船。すぐさま問い合わせのメールを送り、その後はとんとん拍子に事がすすんで…(^^;

eg01.jpg(14315 byte) 入院当日。SR18最後のドライブを終え、載せ替えを依頼したお店の駐車場にクルマを停めて1枚。
eg02.jpg(10978 byte) これまでの走行距離は122,357km。非力さは否めなかったものの、SR18DEエンジンはよく頑張ってくれました。
eg03.jpg(22871 byte) 入院から1週間余り。エンジンが降りました。
注:作業はお店の方におまかせです(^^;
eg04.jpg(21827 byte) でもってこちらがドナーエンジン。
走行距離は約85,000kmです。
仕様は東名ポンカム(作用角260度(in/exとも)、リフト量11.20mm(同左))+東名ガスケット(0.6mm)。その他、ポー研など。
SR18からノーマルSR20を通り越して一気にチューンドSR20を搭載しちゃいます(^^;
eg06.jpg(27115 byte) そのまま載せてもいいのですが、不安の種(オイルポンプガスケット)を取り除くために一度分解します。
これはカムを外したあとのヘッド周り。
eg07.jpg(21073 byte) ラッシュアジャスタ(左)とバルブスプリング周り。
eg08.jpg(19465 byte) 取り外されたカムシャフト。
eg09.jpg(18495 byte) 東名の調整式カムスプロケット付きです。
ワタシがオーナになってからは3回しかバルタイを調整していません(^^;
eg10.jpg(27136 byte) 続いて作業はヘッドボルトを抜いてエンジンブロックへ移っていきます。
eg11.jpg(20802 byte) ブロックです。開けてみてびっくりだったのがピストンの状態。
eg12.jpg(13676 byte) 1番ピストン。
ピンぼけしていますが、打刻がはっきりと見えます。
状態が良い証拠です。
eg13.jpg(14722 byte) 4番ピストンは周囲にわずかにカーボンが積もっています。 1番ピストン(燃焼室)と比べると、(吸気レイアウトの問題から)流入空気量が少ないからでしょう。
プラグの焼け具合も違うはずです。
eg16.jpg(21377 byte) ブロックをひっくり返してオイルポンプ周りへ。
これから先の作業の写真はありません(^^;
eg17.jpg(20796 byte) エンジンの下方から見たクランクシャフト。
eg18.jpg(14784 byte) 東名の0.6mmメタルガスケットを装着。東名のカタログによると、圧縮比は約11.1となる。
(写真はNISMO製のFR?S15NA用?0.5mmガスケットです。FR用とFF用で若干形状が異なるそうです。)
eg19.jpg(15308 byte) エンジン載せ替え=パワーアップに伴い、冷却系も見直しました。
アルミ2層のラヂエタと写真のHKS製オイルクーラを装着。
eg20.jpg(18422 byte) オイルクーラのコアのサイズは、幅200mm×高さ175.6mm×奥行48.5mmの12段。放熱量は11200(cal/hr)。
熱容量的には現在の仕様下ではまだまだ余裕です。
サーモスタット内蔵なので、オーバークールの心配も無用。安心です。
eg21.jpg(18354 byte) オイルクーラの付属品。
ホースについては2mのものが付属していますが、長さが足りないため3mを追加購入しています(^^;
eg22.jpg(15886 byte) メッシュホースとフィッティングはエアロクイップ製。これも別途買い足しました(^^;
eg23.jpg(15342 byte) その他の付属品。
eg24.jpg(21792 byte) ガスケットやオイルクーラなどの社外のパーツがなかなか揃わずヤキモキしましたが、10月上旬に揃いました。
ここからは一気に組み上げ。車載までは早かったです。
eg25.jpg(19165 byte) なぜかこんな所も写してみたり…(^^;
eg26.jpg(21499 byte) 車載完了です。
トランスミッション/ドラシャについてはSR18用をそのまま使用しています。
eg27.jpg(21235 byte) オイルクーラの取付模様。
若干たるんでいますが、後日切り詰めてもらいました。
eg28.jpg(12569 byte) オイルクーラのブラケットは車体に溶接します。
eg29.jpg(26125 byte) ホースの取りまわし。
eg30.jpg(21128 byte) ホースの取りまわしその2。
ヘッドライトの裏側を通ってボンネットの中に入っていきます。
eg31.jpg(27142 byte) 最後に油温、油圧の追加メータ類を取り付けて完了です。 2ヶ月近くの時を経てのテスト走行は感動モノでした。
言うまでもありませんが、きっちり公認車検を取得しています。
載せ替えと同様に、これまたお店の方にお任せでしたが、書類作成時には 新型車解説書と整備書が役に立ったようです。(←これらはワタシの所有物です(^^;)
エンジン、もしくはトランスミッションをスワップしようと 考えている方がいらっしゃいましたら、ディーラや某Y!オークションなどで 入手しておくことをお勧めします。少なくとも持っていて損をすることはありませんので…。

その後、数回のバルタイ調整とECUセッティングを経て現在の仕様に至っています。
乗ってみると、まず低回転域からのトルクに驚きました。
以前ほどアクセルを踏まなくても(回転数を上げなくても)楽に速度が乗る感じ。
加えてSR18用の巡航(燃費)重視のギア比と相まって、
排気量が上がったにもかかわらず燃費は1割UP!
街乗りでもリッター11km近くをコンスタントに記録しています。
3000rpm付近ではSR特有のモッサリ感があるのを否めませんが、
3500rpm〜6000rpmはフラットにトルクが出ているので
気が付いたら○○○km/h出ていたなんてこともあります(^^;
パワーチェックのページも合わせてご覧下さい。


こうして、形式の異なる2台のエンジンを代わる代わる
1台の車体に載せるという、普通ではできない経験ができました。現在も継続中ですが(^^;
まぁ、サーキットを走ることがなかったら、ここまで弄り倒す(?)ことはなかったでしょう。
人間どこで足を踏み外すか分からないもんです(自爆
ご覧の皆さんはこうならないようにご注意ください(^^;;;


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