我が愛車 第九十五式大陸巡洋艦も購入5年を迎える事となり二度目の車検の到来
自分で一日稼ぐ金額<人を雇う金額→ユーザー車検に行こう!
という数式(?)の元に、自分で車検に持っていくことにする。


事前準備編

●車検予約
プラドは群馬ナンバーですが、自動車登録事務所と車検は別のところでも可能なので、最寄の車検場で受けることが可能です。
自宅からだと 前橋2時間VS佐野20分ちょっと では比較の対象になりませぬぅ〜 佐野検査登録事務所が出来る前は1時間ちょっとかけて熊谷検査登録事務所へ行ってました。

国土交通省関東運輸局のHPから、佐野自動車検査登録事務所のテレホンサービスを調べて電話し、音声案内ガイダンスに従い検査の日(年月日・午前・午後)を電話で入力しすると、最後に予約番号を言い渡されますので番号をしっかり書き留めて下さい。

※電話はプッシュ音が出せる電話機でないとダメです。

仕事の昼休み携帯電話で予約しました。

●整備・点検
整備しなくても車検は通るらしい噂は聞くが、愛車が止まってしまえば自分の責任、それに土埃だらけの車では整備したのか怪しいよね? 取り敢えず自分の出来る範囲で整備開始する。

●トーイン&光軸は知り合いの自動車屋さんで調整して貰いました(お礼としてお中元3000円也)
車検場には近所にテスター屋があるのいで、ソコでも調整出来ます(有料)

ちなみにテスター屋は業者とユーザーでは値段が違うトコもあるみたいです。しらばっくれてツナギとか着て「自営業自動車屋風」の格好をして行くと安くなるかも? 以前ニッサン テラノをユーザー車検した時は、トヨタカ カローラ(!)のツナギを着ていきましたが、何だかその前よりも料金が安かったような?

●2月にエンジンヘッドを交換して貰ったので、エンジンルームは比較的綺麗なので、今回はエンジンルーム洗浄はしないで、下回りだけ洗いました。(自宅に200Vスチーム完備)

●下回り洗車後下回りを点検。
点検と言っても、ネジの緩み・マフラーの排気漏れを点検し、エアクリーナー・プレーキシューの残り・プレーキオイル・パワステオイル・エンジンオイル・クーラント・バッテリー液量・灯火類を点検、まぁ点検と言っても液量をチェックして足りなければ足す程度です。今回はナンバー灯が一個切れてました。

●点検記録簿もつけますが、殆どの場所に点検・整備のチェックはつきますが、間違っていたらヤバイので、不明な所は空欄のままにしておきました。

●プラドには黒煙防止のためオイルキャッチタンクが着いていますが、ブローバイをためているだけで、大気解放していないので、そのままにしておきました。(結構ブローバイ溜まってました)

●ブライトバー(ガードバー)は全長が変わるので外しました(重量15kgは重い・・・→ハンドリングが良くなった!)

●RECAROシートは純正のブリンプシートレールなのでそのまま。

●スパーバックランプ(PIAA フォグ×2)はちゃんとスイッチ切っておきます。

●書類
事前に揃える書類
自動車検査証 いわゆる車検証ってヤツです
自動車税納税証明書 毎年5月末までに納税する際の領収済み半券
無くした方は県税事務所で再発行して貰いましょう
自賠責保険証 強制保険の新旧の2枚が必要です(車検場での加入も可能です)
点検整備記録簿 車に備え付けの物を使用しました
印 鑑 認め印で可だがシャチハタは不可です。
筆記用具 ボールペン&鉛筆 検査場に備え付けてあるけれど

車検場に行って揃える書類
継続審査請求書 OCR用紙 鉛筆で記入する
自動車検査証 検査ラインの判定結果を記録する用紙 折り曲げ厳禁!
自動車重量税納付書 重量税印紙を貼付し提出する用紙
重量税印紙 車両(重量や用途)により異なります
私のプラドは1980kgで50,400円(ATだと2t超えますが5速手漕ぎなのでt以下)
検査手数料印紙 2L未満小型車1,300円 それ以上の普通車1,500円


検査当日編

書類を確認し車検場に向かう。

●栃木陸運局 佐野自動車検査登録事務所に行き、2番窓口がユーザー車検の受付窓口になっているのでそちらで事前に揃える書類を提出する。
ココでユーザー車検用の車検場の見取り図を頂き「ココに行って用紙買って次は・・・」と赤鉛筆でチェックして貰いました。

●栃木県自動車整備振興会9番窓口へ行き、申請書(35円)を購入し記入

●同上の建物内11番窓口で手数料&重量税印紙を購入する。

●2番窓口に戻り、テレホンサービスの受付番号を伝える。

検査ラインに入る前に!!!

各チェックポイントにおいて 待機→進め・ブレーキ踏む→離す とか電光掲示板に操作内容表示され、表示に従いながら検査をしますが、「時間制限」があるので分からない方は、検査順番を見学コースがあるので、見てから検査ラインに入った方が良さそうです。


マルチラインの検査の順番
(佐野車検場の一番南側の検査ライン→フルタイム四駆はここだけらしい)
外観検査
いよいよ検査ラインに並ぶと係官がやってきて

前席サイドガラスのスモーク・前照灯ハイ&ロー・ウインカー左右・ハザード・バックランプ・エンジンルーム内部・ホイールのガタと車体番号を確認されます。

プラドは車体番号は右ホイール横のフレームにあるのでボンネットは開けませんでした。

ユーザ車検初めてですか? と検査官に聞かれましたが、「4回目です」と答えたら「進んで下さい」と言われました。ラインで時間切れ再検査になる人が居るのでしょう。

スモークテスト
(ディーゼルエンジンのみ)
マフラーにセンサーを入れ、検査官がアクセルを空ぶかして黒煙の検査を行います

ちなみにスモークは14%でした。

サイドスリップ検査 車体を案内線に平行にセットし、微速前進します

斜めに進むとアウトになっちゃいます!

スピードメーターテスト 時速40km/hになったらパッシング!
(スピードを落としながらの方が合わせ易いです)

左隣のラインは運転席横に垂れ下がっているスイッチを押すようになってました

ヘッドライトテスト ハイビームを点灯しておけば、勝手に機会が検査してくれます
フットブレーキテスト ブレーキ離して→踏んで 表示が出るのでフットブレーキを踏む
サイドブレーキテスト サイドブレーキ離す→引く 表示されたらサイドブレーキを引く
排気ガステスター(ガソリン車のみ) ガソリン車は排気ガスセンサーをマフラーに入れて待ちます。

私の車はディーゼルなので検査はありません。

自動記録機記入 ライン横の自動記録機に「自動車検査票」用紙を挿入し記録

入れる方向がありますので間違いなく!

下回り検査
前輪を横揺れさせ足回りのガタを検査したり、 下からマフラーの排気漏れなどを検査官がチェック

この際前方の表示板に、エンジン始動・停止・ブレーキ踏む・サイドブレーキ引く等の指示があります

終わったらライン横の自動記録機に「自動車検査票」用紙を挿入し記録

総合判定
下回り検査を終了したら総合判定窓口に書類を提出します

係官が検査内容を確認し、検査合格のハンを押してくれます

新車検証交付

検査合格印を貰ったら、継続更新車検証交付窓口に行き書類を提出し自分の名前を呼ばれるまで待ちます。

書類を検査されOKが出れば、すぐに新しい車検証と検査ステッカーが貰えます。

今回から「走行距離」 「ディーゼル規制によりあなたの車は・・・」ってのが記載されました。群馬県なので規制区域外ですけど。

じ・じ・実は・・・
ユーザ車検4回目にして、
初めて再検査になっちゃいました(汗)

●灯火類で左ライトのハイビームが点灯しない
(家を出る前に確認したんだけどなぁ?)
しかし、ライトの光軸テストの時は点灯したのは何故?→以後そんな事は無いです。

●バックランプはスイッチ切っておいたのですが・・・
検査官:コレは作業灯ですよね?
私:今は使ってないので飾りですけど
検査官:(覗き込んで)配線してありますよね、配線してあるなら点灯しないとダメですね
私:・・・ 外して参ります
確か、作業灯なら運転席以外にスイッチが取り付けていないと×なんだから、バックランプの補助灯とは言えないな・・・
バックランプは二灯以上点灯出来ません→元々のバックランプの電球を抜いちゃえばよろしいようです

結局この暑い炎天下、駐車場で左ライトを「持ってて良かった予備バルブ」に交換し、バックライトを車載工具のスパナで外す(ラチェットレンチ持ってくれば良かった・・・)

外観検査に行ってバックランプを外したのと、左の灯火が点灯する事を確認して貰い合格のハンを頂き、ラインは通らなくて良い事を検査官に確認し、総合判定窓口へ行き「外観検査ではライト点灯しなかったけどヘッドライト検査では点灯して合格している」というと「確かにそうですね」と言われ合格のハンを頂きました。


ディーゼルエンジンの黒煙テストですが、検査官がアクセル踏むのですが、一瞬だけですがレッドゾーンまで回された!(怒)


かかった費用は      
検査用紙 35円
検査手数料 1、500円
重 量 税 50、400円
自賠責保険料 27、630円
テスター料(お中元代) 3、000円
合 計 82、565円

ブレーキオイルは手持ちがあるし、クーラントは冬前に毎年交換する、エンジンルームもヘッド交換して貰ったときに洗ったらしくエンジンルームクリーナーは使いませんでした

コレにて我が相棒プラドは無事に「二年間走ってもよろしい」とお墨付きを頂き、帰宅してからフロントガラスの車検ステッカーを貼り替えて終了となりました。