成績向上例

①中3生の成績向上について

当塾に通ってくれた中3生たちの、年度別の偏差値上昇値は以下の通りです。
(中3生全員の偏差値上昇値の平均。6月下野の偏差値と、12月下野の終了時点での偏差値の比較)

2018年    +8.01(中3全員が偏差値UP)
2019年    +5.03(中3全員が偏差値UP)
2020年    +4.15(1名を除き偏差値UP)
2021年    +4.89(1名を除き偏差値UP)
2022年    +5.65(中3全員が偏差値UP)
2023年     +4.63(中3全員が偏差値UP)
全体平均    +5.38

2018年の上昇値が高いのは、神山塾が開校した年度であり、全塾生が当塾での指導を受けるのが初めてだったことが大きいと考えています。
また、私も初年度でバランスを取れずに、成績向上のみを考えて生徒にずいぶんと無理をさせてしまった年でもありますので、私にとっては反省するべき年でもあります。

2020年の数値が低いのは、コロナ禍の影響です。コロナ禍で3月~4月の学校が休講になった時点で、当塾ではその時間を使って中3の内容指導と、入試対策をすららとプリントを用いて始めました。
昼と夜には、私がリモートで見ながら、全塾生にすららを進めてもらう時間を作っていました(毎日4時間)
それもあって、この年は6月の時点で既にかなり入試対策が進んでおり、6月下野の平均偏差値も高かったです。6月時点でかなり偏差値を伸ばせていたことで、12月との差が縮まっていたと考えています。

※あくまでも全員の平均の話です。個々の生徒についてのご質問にはお答えしかねます。

 


 

②中1~中2生の成績向上について

中1~中2は下野模擬も受験者が少なく、具体的な成績向上をお伝えする手段が定期テストの結果しかありません。ただ、それこそプライバシーにかかわるので、ここでの公開はしておりません。

当塾の中1~中2は、単純に点数が上がれば良いという指導をしません。
(中3は、入試の点数・偏差値を上げるための最優先の指導をしていますので、次の模試や入試にはこれが出るからこれだけ覚えておけ!みたいな指導もあります)

当塾の中1~中2は、以下の優先順位をもって指導をしています。

①きちんとした勉強法を確立し、家庭学習の時間を確保できるようにする。
②基礎学力の定着を繰り返し行い、テスト前にワークを解くだけの勉強にならないようにする。
③応用問題を解いていく中で、定期テストでは出てこない難易度の問題にも挑戦していく。

どの段階に生徒が到達しているかで、当然点数の伸び幅は変わります。
もっと言えば、どの段階で入塾してきたかで、私の指導も全く変わります。

入塾してすぐに50位以上順位を上げてベスト10に入った生徒もいます。
(②あたりまではご家庭で既にできていた子に、応用問題を解かせていくことでぐいっと成績が伸びたパターン)

最初の1年は全く成績が上がらず(実際に退塾のお話も出ました)それでも当塾を信じてくれた結果、2年目に劇的に成績を上げた(5科計で150点以上UP)した生徒もいます。
(①が全くできていなかった子に少しずつ進歩を促して、2年間かけて②あたりまでできるようにしたパターン)

そのあたりは、個々の生徒の状況によって全く指導のやり方、成績向上までの時間が変わります。

というより、同じ学年だから、同じ中学校だから、各生徒に全く同じ指導を行うなんてことは基本的にあり得ないと思っています。