2003年OB・OG会

聖ing27(ヤックス少年団27周年OB・OG会in聖)の報告

幹事について 1

長年続けてきたOB・OG会の幹事ですが、今年を最後に引退することにしました。
私がそう思うようになった経緯について、ここに記し、皆さんにご理解いただきたいと思います。

いつの頃だったでしょうか、それまでおまるドラミ夫妻が行ってくれていた幹事の仕事を私が引き継ぐことになりました。
たぶん12年前だったように思います。確かおまるドラミ夫妻が聖に行けないということで代わった気がします。
おまるドラミと私は同期。いつまでも私達の代(80E)で幹事を牛耳っていても発展性がないのではないかということも何度も考えましたが、
そう思って下の代に譲ろうとしては結局元に戻ってしまうという、そんなことの繰り返しでした。
「毎年何があっても聖に行くぞ」という「聖馬鹿」がいないのでしょう。
いつしか私も「永久幹事でいいや」と思うようになってきました。
「もう下の代に譲ろうとは思わない。生きている限り俺がやる。俺が死んだら後は知らね。」という感じです。
決してやけになったわけではありません。
案内状を出すためにOB・OGの消息を確認するのは大変ではありましたが、楽しみでもありました。
成績付けの忙しい時期と重なるのが難点でしたが、
苦労して連絡を取り、案内状を発送し、その返事が帰ってきたときは報われた思いでした。
OB・OG会の出席には至らないまでも、ねぎらいの言葉が書かれていたりすると、すごく癒された気分になり、励みになりました。
しかしそれも葉書連絡をしていた時代のこと。メール連絡がメインになった昨年は極端に返信率が落ちました。
データを挙げます。
連絡総数 葉書連絡数 メール連絡数 返信数 返信率
2000年 240 114 126 110 45.8
2001年 223 58 165 83 37.2
2002年 207 25 182 51 24.6
2003年 184 13 163 57 31.0
2000年以前の記録は調べていませんが。だいたい返信率40%前後だったように思います。
往復葉書は1通100円。100枚出せば10000円。その負担は毎年夏に訪れるOBOGから徴収しています。
それに比べてメールはタダ。だから前年葉書の連絡がなければ次年は切るというふうにして、葉書連絡数を切っていったのです。
ところが、手軽なメールは軽く考えられたのか、返信率は減少し、昨年は一気に20%台に落ち込みました。
昨年という年はどういう年だったかといえば、幹事後継者が見つかった年でした。まくはりです。
一昨年まくはりを「聖馬鹿」と見込んで「メイン幹事をやらないか」と声をかけ、考えてもらいました。
結果引き受けてもらえることになりました。初年なので陰で少しはサポートしましが、(例えば案内状は私が出しました。)
大部分の仕事はまくはりにおまかせしました。
まくはりの幹事には何の不安も不満もありませんでしたが、心配だったことが一つありました。
返信率です。表をご覧になればお分かりいただけると思いますが、一昨年までと昨年とは明らかに違いました。
「来年まくはりが案内状を出したとき、返信率が悪いのを『自分がメイン幹事になったせいだ』と落胆しないだろうか?」
それが心配でした。そこでヤックスメーリングリストに次のような投稿をしたのです。
「YML参加者に愚痴」

〜略〜

さてここからは壮年のたわごとです。

なんだかすごくがっかりしています。
何に関してかというと連絡が少ないことです。
8月8日現在で返事は38名。
連絡総数は207名ですから返信率は18%です。
ちなみに昨年は223件発送返信83件で37%
一昨年は240件発送返信110件で46%
返信率は毎年減る一方です。

葉書を主にしていた案内をメールを主に切り替えたのが
一番大きな原因と思われます。
それも通信費節約のためですが、
手軽のはずのメールで、「いつでも出せる」という思いから
かえって戻りが悪くなってしまったのだと思われます。

しかし、いいのかな? それで。
ただでできる出欠の返事は出してほしいと思う。
それもできないヤックス少年団OBOGが
社会人になっているのかと思うと情けない。
ヤックスキャンプにかかわった人は
そういう点で社会の信用を無くすような
非常識人であってほしくないと思います。

「ヤックスのOBOG会などどうでもいいや」と思うのならそれも結構。
それもその人の考え方なので、私は決して否定しません。
現に昨年「もう連絡は結構です」と連絡くださった方もいました。
私はその方に大変誠意を感じました。

たいして手間のかからない返信作業もせず
ヤックスのOBOGを名乗る方、
そういう方はヤックスメーリングリストもやめるべきです。

反論大いに待ってます。
骨のある反論が1通来ました。本人に了承を得ていないのでキャンプネームは控えますが、内容の概略は、

自分は大学を卒業したが、スタッフとして参加している。
自分ではOBだという自覚がない。だから返事が出せなかった。


現役リーダーが子どもたちとキャンプをし、若輩ものながらもそれなりにがんばっている傍らで
宴会をして騒いでいるというのがOB、OG会だとは思わなかった。


というもの。誠意を感じました。私の呼びかけに真剣に応えてくれたものとして。

【一つ目の点についての私の答え】
私が「OBOGとは別格」と思っているのはがんさん、びびんちょ、サバリー、ぼくさあ、スナック等
ヤックスのリーダー上がりではない人たちだけである。
あなたは私のとっては別格ではない。もっと言えば現在村長のおけつ(現「あしべ」)もしかり。
従って私の認識ではあなたは当然OBである。大学を卒業すればOBである。
ぼくさあがあなた方を「現役として扱う」のはあなた方が「現役ではない」からである。
ついでに言えば亡くなった相馬さんはOBではなかったが毎年必ず「OB会に出られません」というお返事をくださった。
がんさんも毎年お返事をくださる。ぼくさあは我々がお世話になる立場なので返事を期待する方がおかしいが
葉書で連絡していた頃はいつもお返事いただいていた。

【二つ目の点についての私の答え】
その通りかもしれない。もしそういう意見が多ければOB・OG会も考えものである。やめるか、形を変えるかした方がいい。
ただOBOG会の期日については毎年ぼくさあにいつが都合がいいかお伺を立ててから決定している。
現地の最高責任者にダメと言われたことを我々はしない。


そろそろ潮時かと思ったのは、二つ目の点を私が真剣に考えたからです。
これが幹事をやめようと思い始めた兆候でした。

幹事について 2」へ続く