１．点火
えー、空を見上げますと
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短く持っているトーチ棒だが
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伸ばすとこんなん
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点火
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えー、空を見上げますとちょっと曇っているんでしょうか。
閉村式のときに、また、キャンプファイヤーの最後には、
「めぐりあい」を歌うんですけども、
ちょっと我々も年寄りになってきますと、
なかなか覚えられない、ということで、
ある部分だけ、私の後について。
「流れ星（流れ星）空のかなた（空のかなた）♪」
「流れ星（流れ星）空のかなた（空のかなた）♪」
空を見上げて、「流れ星（流れ星）空のかなた（空のかなた）♪」
（一音一音くっきりと）「流れ星（流れ星）空のかなた（空のかなた）♪」
（迫力を込めて）「流れ星（流れ星）空のかなた（空のかなた）♪」
（迫力を込めて速めに）「流れ星（流れ星）空のかなた（空のかなた）♪」
（小さく）「流れ星（流れ星）空のかなた（空のかなた）♪」
（さらに小さく）「空のかなた（空のかなた）空のかなた（空のかなた）♪」
（消え入るように）「空のかなた（空のかなた）♪」
たぶん、
普通の3倍あるトーチ棒を持ってトトロの着ぐるみを着たボクサーが入場。
ライターでトーチ棒に点火したようだ。
「むーん」とトーチ棒を伸ばすボクサー。「（危なくて）振り回せないじゃないか」
「振り回すの？」という声。
「子ども気をつけて」と言いつつ
ファイヤーの輪の外でぐるぐる円を描くようにトーチを回す。
その後トーチ棒を縦に持ち井桁を一周。
（静かな、というかややボーっとした口調で）
「私は火のトトロ。海外に進出したので金髪になりました。」(笑)
「ヤックス自然学校もヤックス少年団から数えて30年を迎えることができました。」
「トーチ棒も３倍に伸ばしてみました。」(笑)
「今日はたくさんの人が集まってくれてとてもうれしく思います。」
「一人一人の心にこの火を。」
「30周年だから３倍の長さになりましたが、ここに30年の火を灯しにやってまいりました。」
「では火を灯したいと思います。」
と言いつつ井桁の前でトーチ棒を上下すること３回。
その後突き刺すように井桁の中に火を挿入。
点いたなぁと思ったら無言でさっそうと去るボクサートトロ。
【もじ後日談】
火のトトロ最高でした！
今まで誰もこんな火の女神をやったことないでしょ！
