パパの中学校では文化祭と合唱コンクールの日。パパのクラスの合唱と指揮者扮するパパの晴れ姿を見に出かけた。ホールでは、休憩時間にパパのクラスである、3年4組の女の子たちがドドーと集まって私たち二人を囲む。我が子は「わー、かわいい!」の声と人垣に少々ビックリしたみたい。恥ずかしそうに私の胸に顔を埋める。私にしがみつきながらも、しっかり愛嬌を振りまいていた。
 パパの指揮で始まった3年4組の合唱は、女の子の清らかな声と男の子の美しい(?)声が見事にハモっていた。我が子には「子守歌」になってしまったが。我が子よ、せめてパパの姿くらい見ておける。
【11月2日(金)】
【11月3日(土)】
 お姑さんの4姉妹が勢揃いした。我が子へそれぞれおみやげを持ってきてくれる。子ども好きで、あやし方が上手な方ばかり。我が子は得意げにつかまり立ちを披露する。いつもだったらPM7:30ころには眠くなってしまうのに、興奮したのかPM9:00近くまで起きていた。サービスしていたのかな。
【11月5日(日)】
 実家へ行く。おばあちゃんが楽器のプレゼントを用意していた。木琴、タンバリン、カスタネットにハーモニカ。どれもなめるだけで音を出すことはなかった。(当たり前だよね)相変わらず私の母は気が早い。
 私の姿が見えなくなった瞬間に大声で泣き出すわが子は、おばあちゃんとなら泣かない。おばあちゃんと二人でスパーに行っても、おんぶされて車に乗っても、ずっとゴキゲン。他の人なら間違いなく泣いてしまうのに。私の母はあやし方も上手ではないのに。不思議だ。
【11月7日(水)】
 つかまり立ちはもう、お手のものだ。はいはいしていたかと思えばお座りをし、お座りをしていたかと思えば今度はテーブルの前に立っていたり。気の赴くまま自由に動いている。
 バイバイを機会のあるたびに教えてきた効果が出てきたみたい。気が向いたときに手を振る。でも、ただの偶然?
【11月9日(金)】
 我が子はミカンが大好き。一人遊びをしているすきに私が隠れてこっそり食べていると、振り返って「何を食べているの?」という顔でのぞいてくる。そして近づいてきて、それがミカンだと分かると手を伸ばして、「パクリ」。今日もやっぱり見つかってしまった。