【9月19日(水)】
 午後、娘を連れて産休中のF先生(同僚)を訪ねる。出産を1ヶ月後に控え、腰や肩の痛みがひどいとのこと。つい半年前のことなのに、私がはっきり覚えているのは「陣痛」くらい。
 今は娘との生活が当たり前になっているけど、半年前はまだこのおなかの中にいたかと思うと不思議だ。それが寝返りをしたり、私の顔を見て「ニコッ」と笑ってくれたり。今では匍匐前進であらゆるものに手を出し、口に入れてその感触を確かめている。
6ヶ月があっという間に過ぎたという感じだ。
 F先生のところも生まれたら我が子と遊んでもらおうっと。
【9月17日(月)】
 夕食時、いつものように我が子におかずやみそ汁の上澄みをあげていた。「もう、おしまい」と、つかんでいたスプーンをパパが取り上げようとすると、途端に「ウワーン」と大泣きした。しかも、ひっくり返って地団駄を踏む始末。私はその光景がおもしろくて笑ったが、「我が子も自己主張するようになったのか」と娘の成長を感じた。
 日増しに行動範囲が広がり、見るもの触るものに興味がでてきた。高い所にある物にも手を伸ばしたり、コードをひっぱたり、転がっているタマネギをむいたり(オイオイ)。楽しい毎日を過ごしている。
【9月22日(土)】
 埼玉の叔母さんが遊びに来てくれた。お義母さんの姉妹は、とても子供好きなので我が子もなついている。それでもお七夜以来の再会だったので、初めは様子をうかがうように「ジー」と見ていた。そのうちリラックスしたみたいで「いい顔」をするようになった。
 夕方にはパパの弟ファミリーも実家に来て、にぎやかに。1歳になる美月ちゃんの本で我が子が嬉しそうに遊んでいたが、「これは私のよ。」と言わんばかりに取り上げた。すると、案の定、我が子は顔を真っ赤にして激怒。うなる、叫ぶ、泣く。最近、特に思うのは喜怒哀楽が激しくなってきたこと。たくましく育っているみたい。
【9月23日(日)】
 臨採1年目の学校で一緒だったK先生の家に遊びに行ってきた。K先生も育休中で、現在2ヶ月の女の子のママ。
 我が子はその子にとても興味を持ったらしく、はいはいで急接近。手を握ったり、ほっぺたを触ったり積極的だった。そのうち「アー!」と威嚇し始めた。同年代の子に対して、なぜか危険人物化する。
 K先生の家まで高速を使って約2時間ほどの遠い距離だが、同じ新米ママさんに会うとエネルギーをもらえる。これは、法則化の先生たちに対しても感じるのと同じだ。