平成12年9月27日
  保護者様
                          大平町立大平西小学校長
                                宮 田 雅 子

インターネット利用並びに学校ホームページの公開について
 昨年,インターネットの回線が本校にも引かれ,学校から世界中の情報を手に入れたり,世界に 向けて情報発信したりすることができるようになりました。  さて,昨今インターネットが大変な勢いで普及しており,子どもたちの生きる21世紀は,情報 処理の力が問われる時代になるといわれています。本校においても,今後予想されるネット社会に 対応できる児童の能力や資質を養うため,この先進的な設備を利用した教育を進めて参りたいと考 えております。  新しい試みである見出しの件について,紙上ではありますが説明をさせていただき,保護者の方 々のご意見をお伺いしたいと思います。  なお,学校がインターネット利用を始めたことから,ご家庭でコンピュータを購入される必要が 生じることはまったくありません。また,ご家庭からインターネットを利用できないことがお子さ んの学習にマイナスになるわけではないことも申し添えておきます。 1.インターネットとは   インターネットとは世界中のコンピュータを通信 回線でつなげたネットワークのことをいい  次のような利点があります。   @インターネット利用者は,自分の伝えたいことを世界に向けて発信することができます。    つまり,これまでテレビ局や新聞社でないとできなかったことが個人レベルで可能になると    いうことです。   A学術・文化・生活などの様々な最新情報を,いながらにして世界中から手に入れることがで    きます。蔵書の多い図書館以上の機能を有するといっても過言ではないでしょう。 2.インターネットを学校で利用する意義   @インターネットの双方向性を活用すると,他の小学校や世界の人々と交流ができ,学習の場    を広げるられます。その結果,広いものの見方や考え方を育てることができます。   A情報発信をきっかけにして達成感とやりがいを感じ,意欲的に学習に取り組むことができま    す。   Bインターネット活用による情報の収集や発信を通して,情報活用能力を育てることができま    す。   C情報発信をすることで,自ら発信する情報についての責任感を高めることができます。   さらには,こうした活動が「開かれた学校づくり」につながるとも考えております。 3.インターネットの危険な側面   「世界中の人々と交流できること」「誰でも自由に情報発信できること」 というこれまでに  ない特徴を持ったメディアであるため話題になっているわけですが,これは非常に便利である反  面,危険な面もあります。残念な がら,すべての人が良識を持って利用しているわけではない  ため,利用者 を不快にさせるような情報が流れていることも事実です。つまり,学校や図書館  などのような非常に有益な情報を提供するページから,児童にとって有害なページまで,様々な  ページが存在するわけです。   具体的には,個人の住所・電話番号を掲載したり,名前と顔が一致する形で掲載するようなこ  とは,犯罪や営利目的に利用される怖れがある情報であるといえます。   現在のところ,日本の学校のホームページが悪用されて犯罪が起こったことはありませんし,  可能性としても少ないのですが,注意する必要はあると考えています。   そのため,本校としては,児童および関係者の個人情報の保護に努めつつ,インターネットを  利用していく方針です。 4.利用に関しての配慮   ホームページ作成やメールの使用に関して,次のようなことを配慮して,利用をすすめます。 <ホームページ作成に関して>  @作文や作品を公表する際,それらを作成した本人の了解をとってから公開します。この際,著   作権は個々の児童にあるわけですが,ホームページ運用上の煩雑さを避けるため,学校名で著   作権表示を行います。  A顔と名前が一致するような公開の仕方は原則として禁止します。  B個人が特定できる写真を公開する場合には,その写真のコピーを該当の保護者宛てに配布し,   護者の了解をとってから一般公開します。 (児童の肖像権の尊重)  Cホームページ公開前に,モラルに反する記述や他が著作権を保有するキャラクターを無断で掲   載するなどの法律に触れる内容がないかどうかを,ホームページ運営担当者が確認します。  D本人もしくは保護者から発信内容の訂正や取り消しの要請を受けた場合は,速やかに発信内容   を変更します。  E教育委員会,その他の組織や団体あるいは個人から本校の発信内容に関する指導や指摘を受け   た場合は,速やかに校内で協議し,適切な処置を執ります。 <電子メール使用に関して>  @児童が電子メールを利用する際は,教師の指導の下に行います。  A自分の発言に責任をもつため,原則として実名を名乗ってメールを書くよう指導します。 <保護者の方への公開>  保護者が来校される際に申し出ていただければ,インターネット端末を利用していただけるよう にします。実際にインターネットを体験したいと思われる方はお申し出ください。  また,本校のページを紙に印刷して掲示するなど,コンピュータを普段,利用されない方々にも 見ていただけるよう配慮します。
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