各校の実践事例計画例
大平南中学校
生き方や進路を探求する総合的な学習の時間の取り組み
(メッセージ集の活用)
1,はじめに
本校は創立以来18年の沿革の中で3度にわたる大きな研究指定を受けた。昭和
60,61年度の同和教育と平成9年度から11年度にかけての3年に及ぶ進路指
導の研究指定があり,今現在も人権教育の研究に取り組んでいる。したがって,こ
れらの研究に基づいた様々な実践が本校の教育を大きく特色付けている。
そこで,これら研究指定を受けた2つの分野「人権学習」と「進路学習」の成果
と研究中の内容を総合的にとらえ直し「よりよく生きる」をキーワードに総合的な
学習の時間に位置付けていくことにしたい。
2,年間計画(2学年)
人 権 学 習
20時間
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進 路 学 習
30時間
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人 権 学 習
20時間
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3,進路学習のねらい
(1)働くことや職業についての知識・理解を深め,自分の進路選択に役立てる。
(2)職場体験学習を通して,職業の世界を自分の目で見,「働くことの意義」を
実感させる。
(3)起立や礼儀・言葉遣いの大切さを知り,社会人や職業人としての心構えの基
礎を身につけさせる。
(4)保護者や地域の人々と,職場体験を通して交流することで,学校における進
路指導に対する理解を深めるとともに,親子がともに職業や将来の生き方に
ついて話し合いができる機会をつくる。
4,メッセージ集の活用
(1)活用と学習との関わり
進路学習のねらいの(2)にあるように,職場体験を通して「働くことの
意義」を実感させたい。このねらいを生徒に強く意識させるためにも,自分
の職業に誇りを持っていらっしゃる方の存在は必要不可欠である。
そこで,小・中学生に贈るメッセージ集(第3集)「輝く星をつかまえよ
う」P.20に掲載された伯仲在住の小島さんの「農業に従事して」を読み
聞かせることは生徒の意識を高めるために,効果的であると期待している。
(2)それぞれの研究主題と原稿
教育研究所研究主題
一人ひとりの児童・生徒に豊かな人間性を培い,人権尊重の意欲と能力を育てる指導のあり方と実践を目指して
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教科指導部会研究主題
「総合的な学習の時間」における
地域の教育力の活用
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テーマに基づいた研究内容の検討
小・中学生に贈るメッセージ集「輝く星をつかまえよう」の活用
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5,進路学習の展開(全30時間)
| 時間 | 学 習 内 容 |
5
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オリエンテーション;学習の意義や方法等について概要を知る。
| 自分の職業に誇りを持ち,仕事に従事していらっしゃる,大平町在住の小島さんのメッセージ「農業に従事して」を読み,進路学習(職場体験学習)の導入とする。 |
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感想と学習への意気込みをまとめる。
アンケート調査;将来の希望職業調査。
グループ作り;希望職業別のグループを作る。
体験場所探し;体験希望場所をリストアップする。
交渉の方法を考える。
電話のかけ方・話し方(1)練習
職場体験学習協力依頼活動開始。(夏休み) |
7
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体験場所の決定(確認・調整)
「職場体験学習依頼状」の発送準備
「職場体験学習依頼状」の発送(正式依頼活動)
職業・職場調べ(図書,インターネットの利用)
インタビュー内容の検討
「職場体験学習受け入れ承諾書」の預かり
事前活動;電話のかけ方・話し方(2)練習
「職場体験学習受け入れ承諾書」の内容確認
インタビュー内容のまとめ
最終事前打ち合わせ |
| 10 | 職場体験学習(1日〜2日) |
6
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職場体験学習実施報告書のまとめ
礼状準備;書き方練習,清書
礼状発送
報告会の準備;発表練習 |
| 1 | 職場体験学習報告会 |
| 1 | 高校生との座談会 |
6,その他の活用
進路学習では他にも活用が考えられる。
メッセージ集(第1集)P.24「必ず来る踏ん張るとき」 海老沼伸夫
(第2集)P.16「進路選択について」 萩野雅人
(第3集)P.18「夢は努力してつかむもの」 須藤明美
P.22「何事にも一生懸命に」 柳田和子
また,現在研究中の人権学習にも活用を
考えたい資料もあるので検討していきたい。 |