下野三十三番観音霊場
〜 4番札所 如来寺 〜
寺 院 名
如来寺
(にょらいじ)
宗 派
浄土宗
観 音 様
聖観世音菩薩
御 詠 歌
念ずれば 罪も報いも打はらふ
これぞ大悲の法の今市
札 所
同 寺
住 所
今市市東郷町
駐 車 場
同寺境内へ
略 地 図 の 表 示
【紀行文】
日光参拝への宿場町として栄えた今市市。その中心部に位置する如来寺様は、500余年の歴史を有し、かつては徳川三代将軍家光公の宿泊所ともなった浄土宗の名刹であります。
下野三十三番観音霊場の中でも、浄土宗寺院はこちら如来寺様と当山近龍寺の2箇寺のみであり、平成12年11月に晋山式を厳修されました現住職様は、私(孝佳)の良き先輩でもあります。
日光街道(国道119号)を曲がり、100メートルほど進み、聖徳太子の石碑を右手に見ながら、山門をくぐって、境内へ入りますと、真正面には平成の大改修によって真新しくなった本堂、その右手には、寺務所・庫裏玄関、そして「山椒の柱」で有名な大庫裏と並びます。観音堂は、本堂の左手前、高台に位置する朱色のお堂で、境内を優しく見守るように、ひっそりと建っております。この観音堂では毎年5月8日に、扉を開き、堂内において信者さん達と共に、お念仏を唱え、ご供養されるそうであります。
なお、境内地へ車で入るには、附属の今市幼稚園の看板を頼りに、山門の右手の道を通って入り、駐車しますが、くれぐれも子供には注意をしていただきたいと思います。