下野三十三番観音霊場
〜 24番札所 近龍寺 〜
寺 院 名
近龍寺
(きんりゅうじ)
宗 派
浄土宗
観 音 様
聖観世音菩薩
御 詠 歌
天が下 うるおう民の近龍寺
いづれ菩薩の慈悲もしるべき
札 所
同 寺
住 所
栃木市万町22-4
電話番号
0282-22-0802
駐 車 場
同寺境内へ
略 地 図 の 表 示
【紀行文】
蔵の街として知られる栃木市のほぼ真ん中に当山は位置し、山門をくぐると真正面に本堂、その左側には三つのお堂が並びます。その一番右、朱色のお堂が下野24番札所の観音堂です。
この観音堂は当山のお堂の中でも本堂とならんで、築200年以上と最も歴史ある建造物であります。御本尊様は、鎌倉時代の恵心作と伝えられる聖観世音菩薩様であり、その両脇には秩父三十四観音の写しである青銅製の観世音菩薩像三十四躰が安置されています。普段、御本尊様は秘仏とされ、お厨子に納められておりますが、年に1回、7月の観音様の御縁日“四万六千日”に御開帳されます。四万六千日とは、この日に観音様にお参りすると、その功徳が平日の四万六千倍にもなる縁日であり、浅草観音の「ほおずき市」が最も知られております。
参拝時間は1年を通じてAM9時〜PM5時までですので、本堂をはじめ、子育安産・学業成就の呑龍上人御参拝や文豪、山本有三先生のお墓参りなどとあわせて、是非お参りにお越しください。