現代人の法話 
〜 「若い方にこそ仏教を!」 〜

 仏教というと、年を重ねた方達のもので「仕事に家庭に趣味に忙しい私達には関係がない、お寺の事はおじいちゃん・おばあちゃんに任せておこう」とお若い方は思ってはいないでしょうか?
 確かに仏教というと主にご先祖供養の印象が強く、仕事や趣味、家族の行事等に忙しい若い世代には、なかなか目が向かないかもしれません。もちろんご供養は大切な事とご承知とは思います。お墓参りをすると心がすっきりする、亡き方・大切な方から力をもらえるという方は沢山いらっしゃるし、神社仏閣・お墓は流行のパワースポット、心の充電場所でもあります。
しかし敢[あ]えて言いたいと思います「若い方にこそ仏教に触れて欲しい。仏教のお話を聞いて欲しい」と。
 現代人は、人間関係、仕事関係、家族の問題など、様々な問題に悩む人が多く、特に若い方々には経験が少なく適切なアドバイスが必要ですが、核家族化で年長者が近くにいない事も多く、同年代の方や手軽なネットや本に頼り、なかなかすっきり出来ない事も多くありましょう。
 そこで私が提案したいのは、仏教の教えにある新たな視点・価値観です。実を言えば巷[ちまた]にあふれる啓発本はほとんどが2500年前のお釈迦様の言葉の焼き直しであり、ならばその原点である仏教の教えに直接触れるのが近道なのです。
 来たる8月28日(日)の名取芳彦師のご講演は、若い人にこそ聴いて欲しいと考え企画いたしました。(もちろん中高年の方にも是非!)必ず新たな発見、人生を深める言葉との出会いがあります。ぜひご家族ご友人等お誘い合わせのうえご参加ください。拝



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