ふるさと栃木、再発見 
〜 「出流山」 〜

連載5回は、栃木の最西端、出流山周辺を紹介します。出流地区は栃木IC前の良く整備された県道を西に向い約8q、出流山の看板を左に曲がって山道を約10q走ります。途中の巨大な石灰の採掘工場はなかなか見られない風景です。以下、4つの項目で紹介していきます。

@ 出流山満願寺…今から約千二百年前、日光山を開いた勝道上人によって開創され、次いで真言宗を開かれた空海が勝道上人を偲んでご参詣された折、当地の銘木をもって現在のご本尊、千手観世音菩薩像を造られたと伝わる真言宗の名刹。森林浴をしながらぜひ奥之院もお参りください。名物よもぎ餅は秋が旬です。

A 出流そば…満願寺の門前に立ち並ぶ6軒の手打ちそば屋、環境省選定「名水百選」にも選ばれた清流に育った蕎麦は絶品。また地元産の山菜のテンプラもお薦め。

B 出流山ふれあいの里…自然に囲まれた森林公園で、コテージ・キャンプ場・オートキャンプ場を備える。バーベキュー広場もあり食材セットも購入できる(要予約)園内のローラースライダーは本格派。 0282(31)0810

C 星野遺跡…畑からの石器発見をきっかけに大規模な発掘調査が行われ、当時日本最古の石器が見つかり注目を集めた。現在は、縄文時代の竪穴式復元住居や地層たんけん館などがある。

それぞれの興味に合わせて、ぜひお立ち寄りください


 


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