ふるさと栃木、再発見 
〜 「渡良瀬遊水地」 〜

今年も暑い夏がやってきます。今回はそんな時期のお出掛けにぴったりな「渡良瀬遊水地」を紹介したいと思います。

渡良瀬遊水地は栃木・群馬・埼玉・茨城の4県にまたがる広さを有し、思川、巴波川そして渡良瀬川が合流する日本最大級の遊水池であり、その大半は栃木市に属します。元々は明治近代化の悲劇足尾鉱毒事件≠発端として作られ、今日では治水、利水のため活用されています。

近年の渡良瀬遊水地は2012年にラムサール条約の登録湿地になり、様々な生き物の住処である湿地づくりにも力を入れています。ここには約100種以上の希少種や国指定絶滅危惧種などが生育しており、ここでしか見られない動植物と間近で触れ合う事ができる魅力的な湿地です。

またこれからの時期の遊水地では、週末になるとサイクリング、カヌー、バーベキューなどで賑わい、他にも自然と触れ合いながら体を動かしたり出来る自然公園の趣(おもむき)も持っています。また1年間で大小200のイベントが実施され、夏には花火大会なども開催され、イベントの開催される日に合わせて訪れてみるのもおすすめです。

渡良瀬遊水地は佐野藤岡ICから車で20分、また栃木市ふれあいバスでも行くことが出来ます。近くて水辺と自然に触れ合える渡良瀬遊水地を一度訪れてみてはいかがでしょうか。

栃木市藤岡町1788
TEL:0282(62)0919


 


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