ふるさと栃木、再発見 
〜 「あだち好古館」 〜


 

今回は、当山から歩いて1分、蔵の街大通りの「あだち好古館」をご紹介いたします。

あだち好古館は、江戸時代末期に万町・大通りの呉服卸問屋に生まれた初代安達幸七氏が主に蒐集した古美術品を中心に、古民具等を展示公開したものです。

昭和55年に開館した展示室は、幕末の文久3年(一八六三)、明治19年(一八八六)に建てられた土蔵倉庫を改修したもので、建築物としても大変見応えがあります。

主な展示品は、浮世絵類、大屏風、掛軸などの日本画、著名人による墨蹟、書簡、詩などの書画、さらには彫刻、陶器、壺、甲冑類、仏像など、さらに古民具は和装の結髪道具や煙草キセル用品、火鉢など、多岐にわたるもので、それぞれの興味に応えうる展示物が多数飾られています。

入口は西側の大通りの栃っこ広場からのものとお寺からすぐの東側の2つがあります。隣接して好古一番館、太郎庵、日光珈琲などの飲食店、蔵の街観光館内のお土産店もあり、またお向かいには栃木のランドマーク山車会館∞蔵の街美術館≠烽ります。ぜひお参りの帰りなどにお寄りいただき、蔵の街・栃木をご堪能いただきたいと思います。

(入館料=大人400円、月曜休館)

0282―22―0149


 


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