ふるさと栃木、再発見! 
〜 「 伝 建 地 区 」 〜

 

「伝建地区」とは伝統的建造物群保存地区≠フ略で、我が国の歴史や文化を受け継いできた歴史的価値が高い建造物群らを町並み、環境も含めて保存する文化財保護法に定められる制度で、全国で118地区(令和元年5月時点)が選定、今回は栃木県で唯一、平成24年に選定された「栃木市嘉右衛門町」ご紹介いたします。

「嘉右衛門町伝建地区」はお寺から見て北西方向、栃木市中心市街地の北側に位置し、日光例幣使街道に沿って広がる町並みです。その特徴は江戸時代から町の西側を流れる巴波川の水運を活用した麻や材木、米、食品の問屋など様々な店舗群で、見世蔵や木造真壁出桁造など伝統的な建築様式が独特の雰囲気を醸し出しています。

「伝建地区」の目的の一つには、その歴史的な美しい景観を守りながら、地区の生活や産業に新たな息吹をもたらす事が謳われており、嘉右衛門町でも古くからの店舗に加え、見世蔵や古民家などを活用したカフェやレストラン、小物、アクセサリー、雑貨店などおしゃれな店舗も次々にオープンしており、さらには新旧の住民が共に協力し活発にイベントが開かれるなど、若い人達にも注目のスポットとなっています。

また今夏、旧ヤマサ味噌工場が大規模改修され、ガイダンスセンターがオープン、順次お土産・物産店やイベント会場、駐車場が整備される予定となっています。

ぜひ皆様も健康のためのウォーキンも兼ねて歴史的な町並み「伝建地区」を訪れてみてはいかがでしょうか。

  [※写真は、新たにオープン嘉右衛門町 伝建地区ガイダンスセンター‐


 


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