ふるさと栃木、再発見! 
〜 「栃木市立文学館」 〜

 

今回は栃木市の最も新しい見所、来たる4月27日にオープンする「栃木市立文学館」をご紹介いたします。

この「文学館」は、隣接する「栃木市立美術館」(本年11月開館予定)と共に『とちぎの歴史・文化・芸術を、みんなで楽しみ,広め、創る拠点』をコンセプトとして旧栃木市役所跡に建設されました。ここで「美術館」は新築ですが、今回の「文学館」は大正10年、旧県庁跡地に旧栃木町役場庁舎として建築されて以来、平成26年まで約90年間、役場・市役所として使用されてきた2階建ての建物を可能な限り建築当初の姿を復元・改修したものが使われており、市内でも珍しい近代洋風建築として栃木市の有形文化財にも指定されています。

この文学館は、栃木市ゆかりの作家や詩人である山本有三氏、吉屋信子氏、柴田トヨ氏の3人を中心とする文学に関する常設展示や、日立製作所創業者・小平浪平氏や「ビール麦の父」・田村律之助氏など市史に足跡を遺した郷土の先人たちの紹介、さらには「旧栃木町役場庁舎」に関する展示をしています。また1階には、市ゆかりの文学、美術、歴史に関する書籍等を備えたライブラリー、まち歩きの際の休憩場所も兼ねた「とちぎサロン」も備えています。

お寺からも徒歩数分ですので、ぜひお立ち寄り下さい。

・住所:栃木市入舟町7―31、電話:0282―25―5400
  (9時半〜17時、月曜休館、一部要入館料、駐車場あり)

 


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