ふるさと栃木、再発見! 
〜 「三県境(さんけんきょう)」 〜


 

今回は渡良瀬遊水地内にあります栃木・群馬・埼玉の3県の県境が平地の一点に集まる珍しい「三県境」をご紹介いたします。

実は「三県境」は全国に40ヶ所以上もありますが、その多くは山間部や河川にあり、普通に歩いて行ける全国唯一の場所がこの栃木県栃木市、群馬県板倉町、埼玉県加須(かぞ)市の三県境なのです。この三県境も元々川の中にありましたが、洪水が多く河川の大改修工事がされた事で「歩いて行ける三県境」となったのです。現在、周囲には遊歩道が整備され、そのポイントには金属製のプレートが埋め込まれています。(令和3年夏、このプレートが盗難にあいニュースにもなりました)

アクセスとしては東武日光線「柳生(やぎゅう)駅」から徒歩約7分、車ですと当山から約23qで、近くに駐車場もあります。しかし三県境だけを見に行くだけでは勿体(もったい)ないので、お薦めは渡良瀬遊水地のサイクリングです。約500m離れた「道の駅かぞわたらせ」では自転車レンタルも行っており、これからの季節、颯爽と風をきりながら自転車で広大な遊水地の各所を散策するのも良いと思います。また道の駅ではお土産や地域の名産・物産販売はもちろん様々なイベントも行っておりご家族皆様で楽しめるスポットです。

・三県境の住所:栃木市藤岡町下宮
・道の駅かぞわたらせの電話:0280ー52―5555
    (自転車レンタル9時〜17時、有料、年末年始など休業)

 


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