ふるさと栃木、再発見! 
〜 「蔵の街 遊覧船」 〜

巴波川と蔵の街 遊覧船春にはたくさんの鯉のぼりが
乗り場(受付・待合処)の様子庭園には水琴窟なども
 

 今回は栃木市の中心部を流れる巴波川(うずまがわ)で乗れる『蔵の街 遊覧船』をご紹介いたします。
巴波川は鉄道や自動車が無かった江戸時代に栃木と江戸を結ぶ水路として活用され、物資集散地・商業都市となった栃木の発展に大きな役割を果たしました。その面影は今も川沿いの蔵や綱手道(つなてみち・舟が流れに逆らい上流に進むため、綱を結び両岸から引くために使われた細い道)に遺されており、その趣のある街並みは小江戸・栃木≠ニも呼ばれています。
 遊覧船乗り場は、巴波川にかかる観光スポット・幸来橋からすぐ近くの所にあり、約30分間、のんびり川からの景色等〜春は桜、夏は緑、秋は紅葉、冬は夜景〜を楽しみながら、船頭さんが地域の歴史や物語を、また『栃木河岸船頭唄』も披露してくれます。また更なる見所として、GWに川全体に飾られる沢山の鯉のぼりも見事です。
 見所は遊覧船だけではなく乗り場(待合処)にもあります。古民家を改修した趣深い建物には、栃木市の昔をしのぶ古い写真が飾られており、また敷地内に水琴窟(すいきんくつ)や井戸、鹿威(ししおど)し等があり、昔ながらの日本庭園を感じることができます。
 お寺からもゆっくり蔵の街を散策しながら歩いて約10分、途中にはゆったり飲み物を楽しめる茶屋、蔵の街の様々なお土産を購入できるお店も立ち並び、ご家族皆様で楽しめるスポットになっていますので、ぜひお立ち寄り下さい。

・住所 栃木市倭町2―8
 電話:0282―23―2003
 (毎日運行、10時〜15か16時…季節により変動、天候等により運休あり、要乗船料、近隣に駐車場あり)


 



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