天の川というのは、春以外の季節ならいつでも夜空のどこかに見えています。中でも、夏の天の川が一番濃く見えます。
天の川というは、太陽系の周りをぐるっと取り巻いています。でも、方向によって濃いところと薄いところがあります。その理由は index ページの下の方にある「天の川ってそもそも何なの?」をご覧ください。
6月でも夜中になれば、夏の天の川がもう見えています。夏の天の川は、真上から南の地平線に流れ落ちるように見えますが、少し斜め(南に向かって立ったとき、左上から右下へ)なので、天の川の下の方、南の地平線近くは、6月が一番見やすい時期です。そのあたりには、さそり座といて座があります。日本から見える天の川では、このあたりが一番明るく見えます。
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