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      秋の北天の星座 
       
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      今回はこの時期の北の空に見える星座のお話です。 
一般の人が知っている有名な星座は、ほとんど空の南半分にあります。今回は北の空に注目してみましょう。 
 
      北の空の星というとまず北極星ですね。すべての星は、「天の北極」を中心に1日に一回りしています。比較的明るい星で天の北極に一番近い星を北極星と呼んでいます。北極星というのは固有名詞ではありません。現在の北極星の名前はポラリス。こちらが固有名詞になります。 
      以前、北極星は長い年月の間に変わっていくという話しをしました。2000年後には、写真にあるケフェウス座の一番下の星が北極星になります。12000年後には、織姫星のベガが北極星になります. 
       
      秋の北の空は比較的明るい星がたくさんあり、天の川も夏ほどではありませんが、きれいに見えます。ケフェウス座というのは、短くなった鉛筆みたいな形に見えませんか。その芯の先にある星が2000年後に北極星になる星です。. 
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      現在の北極星、ポラリスが含まれるのがこぐま座。この時期の夜9時頃だと、北極星の左側に小さなひしゃく型に星が並んでいます。 
      ケフェウス座の右隣がカシオペア座です。M型の星の並びが斜めになっています。こちらの方が目立つので、先に見つけられるでしょう。 
       
こぐま座の周りを取り囲むようにりゅう座があります。りゅう座は、目立つ明るい星がないですが、天体アプリを入れたスマホ画面を見ながら探すと、くねくねした竜の姿が見つかります。 
       
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      北斗七星は、北極星を挟んでカシオペア座の反対側にあります。地面のすぐ上なので見つけにくい時期です。 
       
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