白くて丸いのが太陽。うお座の中にあります。この位置を経度0度と決め、ここを春分点といいます。地球の場合は、イギリスのグリニッジ天文台のある位置を経度0度と決めました。それと同じ意味を持ちます。そこを基準にして星の位置が決められます。
また、太陽は1年かけて星座の中をひとまわりします。太陽の通り道を黄道といいますが、黄道にひと回り360度の目盛が付けられます。これを黄経といい、地球で言う経度と同じ意味になります。
春分点から90度ずつ黄道を4等分します。黄経0度のところに太陽が来た日が春分の日、90度のところが夏至、180度が秋分、270度のところを冬至といいます。さらにその間を45度ずつに分けると、立夏、立秋、立冬、立春になります。立春というのは、春分の日の45度前。春分の日は黄経0度=360度ですから、その前45度ということは、黄経315度のところに太陽が来る日になります。
立春の日の太陽はここにいます。 |