6月の星座


今年ももう6月になってしまいましたね。6月は日が長いので、暗い星まで見えるようになるのは、夜9時頃になります。
その頃、南東の空にさそり座が昇ってきています。さそり座には天の川もあります。さそり座は、夏の星座の中で最初に南中し、6月にはもう、南の空に見えるようになります。でも6月なので、なかなか見る機会の少ない星座です。


さそり座


さそり座の上には、先週お話ししたへび座とへびつかい座があります。へび座とへびつかい座を合わせると、かなり大きな星座になります。さそり座は南の低いところにあって見つけにくいですが、こちらはその上で、ちょうど見やすいところにあります。さらにその上、ほぼ真上になりますが、ヘルクレス座もあります。
へびつかい座やヘルクレス座には球状星団がたくさんあります。大きな天体望遠鏡で見るととても美しい天体です。
(5月25日のページも参照してください)


今年ももう6月に入り、間もなく梅雨の時期になります。6月・7月は星を見る機会が少ない月です。曇りや雨の夜はスマホの天体アプリで、今、どんな星座が見えているのか、じっくり眺めてみるのも楽しいかもしれません。
部屋を暗くして、スマホを空にかざしてゆっくり動かしていくと、次々にその方向に見えている星座が出てきます。
天体アプリは、いつもこの番組で使っているiPhone用の「iステラ」、Android用の「スマートステラ」がお勧めです。「スマートステラ」は、auのスマートパスに加入していれば無料でダウンロードできます。

星の見えない夜はスマートフォンで、晴れたら本物の夜空で、初夏の星座を探してみてください。









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