アンドロメダ大銀河


今回はアンドロメダ大銀河についてです。
「アンドロメダ」っていう言葉の響きは、宇宙を連想させますよね。SF映画やアニメで、「アンドロメダ」という言葉がたくさん出てくるからでしょう。

どうして宇宙というとアンドロメダなのでしょう?
それは、アンドロメダ座の中にM31という銀河があるからだと思います。通称アンドロメダ大銀河と呼ばれていて、約1兆個もの星と宇宙空間に漂うガスやちりが渦巻き型に集まっています。SFの物語では、ここから宇宙人が地球にやってくるという設定が多いようです。

なぜアンドロメダ大銀河なのでしょう。
アンドロメダ大銀河は肉眼でも見えるし、北半球から見える最も大きくて明るい銀河です。系外銀河にしては地球に近いし、星もたくさんあるので、その中には進化した宇宙人がいるはずだと考えてもおかしくありません。

地球に近いといっても、距離は240万光年ぐらいです。光の速さで飛んでも、地球に来るまでに240万年かかるわけです。宇宙の中で最も速いものが光で、どんなに加速しても光の速さを超えることは出来ません。地球に来るまでには、240万年より長い年月がかかるわけです。
そうするとワープするしかないですね。地球人の科学では、ワープもタイムマシンも不可能ですけど、それを可能にした宇宙人がいるかもしれません。



今の時期は、22時ぐらいにほとんど真上にアンドロメダ座があります。iステラやスマートステラでアンドロメダ座の絵を見ながら探すと、アンドロメダ大銀河はアンドロメダ姫の腰の右側あたりにあります。街の光がなくて星がきれいに見えるところならば、肉眼でも小さなちぎれ雲のように見えて、見つけられます。でも、多くの場所では街の明かりで見えづらくなってます。双眼鏡で見るのが一番よく見えます。リクライニングチェアなどに寝転がってみられるといいですね。
アンドロメダ大銀河、双眼鏡をお持ちのみなさんは、ぜひ覗いてみてください。









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