金星と土星


冬は寒いですけど、星がきれいですね。特に今日(20.16.1.10)が新月なので、一晩中、月に邪魔されないできれいな星が見られます。
今は日の入りが早いので、夕方6時半には真っ暗になります。7時頃星空を見ると、冬の星座が南東方向に見えています。オリオン座が南東の空にあり、その上にはおうし座とぎょしゃ座があって、東側にはふたご座があります。代表的な冬の星座がそちらに勢揃いしていて、明るい星も東の空にたくさんあります。

西の空も見てください。真西にはペガスス座があり、その右側にはくちょう座があります。はくちょうが頭を下にして、まっすぐ沈んでいきます。これもこの時期に見てみたい景色です。
はくちょう座は十字の形をしています。南十字星に対して、北十字とも呼ばれています。その十字架がまっすぐ地面に立っています。


1月10日 19時20分


時刻が22時になると、オリオン座が南に来ます。今日の場合、22時頃、冬の星座が一番見やすい位置に来ます。この時間帯に天体アプリの入ったスマートフォンを持って外に出ると、冬の星座が全部見つかりそうですね。スマホを持って南に向かって立って、地平線から上に向かって動かしていくと、冬の星座を全部確認できます。

さらに時刻が朝の5時半になると・・・
今は5時半でもまだ真っ暗です。南東の空に、土星と金星がすぐ接近して見えます。実は昨日、土曜日(2016.1.9)の朝には、ふたつがほとんどくっついていました。明日(20.16.1.11)の朝でも、かなり近くに見えます。早起きする方は、東の空を見てみてください。毎日早起きの方は、毎日見ると、惑星の動きってけっこう速いのがわかります。1日ごとに位置が変わっていくのがわかります。

1月11日 5時30分







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