冬の星座
冬の夜のあまり遅くない時間・・・ 20時から22時頃、南から天頂にかけて見える星座を冬の星座と呼んでいます。その真ん中にいるのはオリオン座。
やはり、冬の星座と言えばオリオン座ですね。オリオン座の左上に、ベテルギウスという赤い一等星があります。この星は寿命末期で、最後は超新星爆発と言って、大爆発を起こして宇宙に飛び散ります。その超新星爆発が、今日起こっても不思議ではないくらい差し迫っています。毎日見ていると目撃できるかもしれません。でもそれは、今日かもしれないし、1000年後かもしれません。宇宙の中での「すぐ」というのは、それくらいの時間です。私たちが生きている間に見られるといいですが、もしベテルギウスが超新星爆発したら、明るすぎて他の暗い星が見えなくなってしまいます。
オリオン座の左下にはおおいぬ座があります。ここにもシリウスという明るい星があります。この星は青白く見えます。これは若い星なので、青白い色をしています。生まれたての若い星は青く見えて、年老いるにつれて赤くなっていきます。シリウスは太陽を除く恒星の中で一番明るい星です。
おおいぬ座の左上にこいぬ座があります。ここにも、プロキオンという明るい星があります。
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