わし座・はくちょう座


今日、8月7日頃から、ペルセウス座流星群が見え始めます。毎年、8月12日の夜あたりを中心に、たくさんの流星が見られます。今年は12日の21時頃、流星出現のピークを迎える予想です。今夜も数は少ないですが、ペルセウス群の流星が見られます。

そして間もなく、旧暦の7月7日になります。8月9日、今週の火曜日がそれです。7月にも書きましたが、七夕は旧暦でやる行事です。今の暦の7月7日では、梅雨の最中で晴れないし、七夕のキャストが揃いません。旧暦7日に見える月齢7の月が必要です。これは天の川を渡してくれる渡し舟と舟頭さんです。
21時頃の南の空に天の川が見えて、西の空に舟の形の月があります。こと座の一番明るい星ベガが織姫で、わし座の一番明るい星のアルタイルが彦星です。その2つの星が天の川の両岸にあります。


栃木市郊外から見た夏の大三角
左下から右上にうっすら見えるのが天の川
画面下の黄緑色の部分は薄雲


ベガ・アルタイルと、はくちょう座のデネブをつなぐと夏の大三角ができます。デネブは天の川の真ん中にあります。天の川が見えなくても、デネブのところを通って、ベガとアルタイルの間を流れる天の川を想像できると思います。「ここに天の川があるはずだ!」と思って、そのあたりをよく見ると、うっすら天の川が見えるかもしれません。多少なら街の明かりがあっても、天頂付近の天の川だけなら見える可能性があります。








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