天の川のアーチ
11月に入って寒くなってきました。でも栃木県では、星がきれいに見えるようになる頃でもあります。そして去年も今頃お話ししましたが、北の空に天の川が大きな虹のような形になったアーチを見られる時期です。
それを見るには、見晴らしのいい場所で北に向かって立ちます。西の地平線から、北極星の上にあるカシオペア座を通って、東の地平線まで、ぐるっと見渡したとき、天の川が虹のように丸く大きく北の空に見えます。
しかしそれを見るのは、山奥で標高が高く星がきれいに見えるところでないと難しいです。栃木県内だと奥日光で見られるかもしれません。栃木と福島の県境を超えて、福島県側に行くとよく見えます。だいくらスキー場やたかつえスキー場の近くで、建物や街灯の光がないところがいいでしょう。だいくらやたかつえは栃木県民にもなじみがありますが、ちょっと遠いですね。そのくらい遠くの山奥に行かないと見えないということです。
さらに、月が出ていると見えませんから、今夜の場合は、月が沈む22時から23時ぐらいが一番いいでしょう。
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