おうし座


今夜(2016.11.20)22時頃、東の地平線のすぐ上にオリオン座が昇っています。オリオン座の上におうし座があります。黄道12星座のひとつですから、おなじみの星座です。そして、おうし座は比較的見つけやすい星座です。まず、アルデバランという1等星があります。そのアルデバランの近くに、たくさん星があります。この時刻だと横を向いてますが、星がV字型に並んでいるように見えます。そこが牛の顔になります。V字型の星の並びは、太陽系に近いところにある星団で、ヒアデス星団と呼ばれています。
牡牛ですから、長い角があります。ヒアデス星団から左に向かって2本、伸びています。

おうし座には、「すばる」があります。肉眼で見ても、狭い範囲に6個か7個の星が集まっているのが見えます。これも太陽系に近いところにある星団です。
すばるは、牡牛の肩のあたりになります。

下の方に、地面を蹴って走っている形の前足が2本あります。でも、胴体の後ろ半分がありません。おうし座は、前半分だけの星座です。
この時間に天頂あたりにある、ペガスス座も前半分だけ星座です。


東の空に見えるおうし座

赤い散光星雲がいくつか写っていますが、肉眼では見えません
左側の白いところは冬の天の川




すばる (M45)







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