おおぐま座


先週金曜日が「大寒」でした。今が1年中で一番寒い時期です。北関東は、寒いですが星がきれいに見えるときでもあります。北寄りの季節風が吹いているときは、湿度が低くて空気が澄んでいて、より暗い星まで見えます。星が輝いていますね。

今週は明け方に細い月が昇ってくるだけなので、夜半過ぎまできれいな星空が見られます。今夜21時には、南の空に冬の代表的な星座のオリオン座があります。オリオン座はひときわ目立ちますが、北の空にも注目してみましょう。北の空には北極星があって、その東側に北斗七星が昇ってきています。北斗七星は地平線に対して、縦に立っています。北斗七星が立って昇ってくると、星好きの人たちは「春が近いなぁ」と思います。今が寒さの底ですが、これからは次第に暖かくなっていきます。そういう時期に北斗七星が立って昇ってきます。



北斗七星は星座ではなくて、おおぐま座の一部です。熊のお腹からしっぽのあたりになります。大きな熊が頭を上にして、お腹を東に向けて、空に昇っていきます。
南のオリオン座と北のおおぐま座、寒い季節に見てみてください。









戻 る