6月も後半に入りました。今週21日、水曜日が夏至です。
昼の長さが一番長くて、夜が短い日です。夏至の日の出は4時半ぐらい、日の入りは19時頃です。日の入りから、次の朝の日の出までが、9時間半。そして、最も暗い星まで見えている時間は、5時間半ぐらいです。24時間のうち、5時間半しか星が見られないのです。
そんな夏至の頃に見ておきたい星座は・・・
梅雨ですから、星を見たくても、なかなか晴れませんね。梅雨の晴れ間を縫って見ておきたい星座は、さそり座とその上にあるへび座・へびつかい座です。
以前、さそり座は梅雨の頃に見える星座なので、梅雨に入る前の5月に見ておいた方がいいという話を書きました。さそり座は、今、見やすい位置にありますが、曇り空が多い上に、たとえ晴れても南の地平線に近いので、薄雲やモヤがかかってしまってなかなか見られません。でも、さそり座の上にあるへび座とへびつかい座は、晴れれば見えると思います。
今夜、へび座とへびつかい座は下の図のように見えます。今は、真っ暗になる時刻が遅いので、22時の南の空です。
|