梅雨も後半に入って、なかなか星が見られませんね。天気もそうなのですが、今夜は満月です。晴れたとしても月の光が明るくて、暗い星が見えませんし、天の川は全く見えません。今週は星を見るには適さない週です。そんなときなので、今日は太陽の話です。
太陽の表面には、「黒点」と呼ばれる黒く見える所があります。理科の教科書に出てきます。その黒点ですが、周期的に多くなったり少なくなったりを繰り返します。周期というのは11年です。11年周期で、黒点の数が増えたり減ったりします。今は2014年のピークから、2020年の極小期に向かう途中です。今は中間ぐらいで、黒点は多くもなく少なくもなく、という時期のはずです。
ところが、ここ2年ぐらい、黒点がすごく少ないのです。
11年周期が崩れているのでしょうか?
黒点が少ないということは、どういうことなのでしょう?
黒点は、太陽活動が盛んなときに多くなって、弱まると少なくなります。・・・ということは、今は、太陽の活動が弱まっているわけです。弱まる時期ではないのに弱まっています。これは20年ぐらい前からの傾向です。
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