|   | 
    
    
      中秋の名月 
       
       
       | 
    
    
      今日から10月になりました。秋ですね。今年の関東地方は、夏があったのか無かったのかわからない天気でしたが、秋は例年通りやってきます。 
秋といえば、中秋の名月、十五夜です。今年は今週水曜日、4日が十五夜。十五夜というのは旧暦の8月15日。旧暦の8月15日が、今の暦の10月4日というのは、ずいぶんズレてますね。今年は最大近くまでズレています。 
 
満月から次の満月まで、29.5日ぐらいです。365日を12ヶ月で割ると30.5日。太陰暦と太陽暦では、1ヶ月が約1日違って、1年だと11日違います。3年で1ヶ月以上ズレます。これが何年も重なると、大きな違いになってしまいます。そうなると、田植えの時期などが年によって違ってしまって、暦があまり役に立たなくなります。そのため、太陰暦では3年に一度、「閏月」を入れて調整しています。1年を1ヶ月長くするわけです。 
何月に閏月を入れるかは、年によって違って、ズレが一番少なくなる月に入れます。閏月のある年は、1年が13月まであるわけではなくて、例えば、1月の後に閏月を入れたときは、1月、閏1月、2月、3月・・・ というように、同じ月が2回あるようにしていました。この例のときは、お正月が2回あるわけではありません。閏何月という方は、ほとんど行事を持ちませんでした。そうやって暦の調整をしていたわけです。 
 
      今年の中秋の名月は閏月を入れた直後で、最大近く日付がズレています。例年、中秋の名月は今の暦の9月になることが多いですが、今年のようなこともあります。今くらいの方が涼しくて、お月見にはいいかもしれません。 
       
       | 
    
    
        | 
    
    
      「ウサギが餅をついている」のがわかりやすい角度にしました 
      (時計回りに90度回したものが本来の見え方) | 
    
    
       
       十五夜といえばススキとお団子ですが、最近は個人のお宅で、そういうものを飾っているのを見ませんね。昔の家には「縁側」があって、雨戸を開け放てば家の中と外がつながります。そこにお供え物をしました。今は縁側のある家って少ないですね。 
現在だったら、ベランダやバルコニーでしょうか。南側か東側に、家からつながるウッドデッキがあるといいですね。 
      ( 我が家にあります (^_^)/ ) 
      4日の水曜日は、ススキを採ってきて、お団子は買ってきてもいいですけど、十五夜のお供え物を用意して、お月見というのはいかがでしょうか。 
       
       | 
    
    
        | 
    
    
       | 
    
    
       | 
    
    
       
       
       
       
       
       
       
       
       
        
       
       
       |