南の空に木星があって、てんびん座の中です。木星だけではありませんが、真南の空にあるとき、つまり南中しているときが、観測に一番いい条件になります。夜中の2時だと、一般の人は寝ている時間ですが、これから木星の南中時刻は、次第に早くなっていきます。今月から、7月いっぱいぐらいまでが木星観測シーズンになります。
火星と土星は、南東の空の低いところにあります。いて座の中にあって、かなり近いですね。明日(4月2日)、火星と土星の間隔が一番近くなります。そして、2つとも0等星で、とても明るいのですぐ見つかります。
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