満月

８月も最後の日曜日になりました。子供たちは、明日から学校が始まるところもあるでしょうね。 みなさんはこの夏、天の川やペルセウス座流星群、そして火星は見られたでしょうか。見られなかった人は、夏の最後に天の川を見に出かけようかと思うかもしれませんね。でも、今日は月齢１５、満月です。今週は星空を見るのには適しません。 ・・・ということは、夏の星空はもう終わり？ そうでもありません。９月に入ってからでも、夕方、暗くなってすぐの時間帯なら夏の星座が見られます。９月の１週目、２週目ぐらいなら大丈夫です。 そして、次の満月は９月２４日になりますが、十五夜です。１ヶ月後はもう、お月見の季節になるのです。最近は、９月後半でも涼しくなりませんが、今年はどうでしょう？　　あまり涼しくないかもしれませんが、８月よりはマシでしょう。１ヶ月後、夕涼みしながらお月見が出来るといいですね。

８月２６日　２１時の南の空

そんな、満月の今夜ですが、満月でも見られる天体はありますか？ 今夜２１時ぐらいの南の空にいて座があります。いて座自体は、月が明るくて見えないかもしれませんが、いて座の西に土星、東に火星があります。火星は７月末に地球に大接近しました。大接近から１ヶ月ですが、まだ十分大きく見えます。でも、せっかくの大接近なのに、火星に大規模な砂嵐が発生して、模様が見えなくなっています。砂嵐は、収まる方向に進んでいて、これから、うっすら模様が見えるようになるかもしれません。火星がダメでも、近くにいる土星はきれいに見えます。