冬の満月



今日は12月23日、クリスマスイブの前日の日曜日ですね。そして、昨日が冬至でした。街は華やかになって、賑わう日であると同時に、太陽が一番低いところにある日でもあります。
そんなクリスマスの今週ですが、星の話題は、今日、23日の夜は満月です。なので、冬の満月の話です。



冬の満月というと寒そうですね。お月見なんかしている場合ではないかもしれません。でも、お仕事などで、帰りが夜中になる人もいるでしょう。今日は日曜日で休みの人が多いかもしれませんが、年末の日曜日が一番忙しいという人もいるでしょう。家への帰り道や自宅に着いたとき、夜空に満月がでていると、誰しも月を見上げると思います。
冬の満月は、空の高いところに見えます。実は今夜、月が南中するとき、今年一番高いところに見える満月になります。太陽と満月は反対になります。太陽は冬至で一番低いところにあって、満月は一番高いところにあるのです。

満月が高いところにあるということは、夜中でも月の光が真上近くから地面を照らしてくれます。夜道が明るいわけです。今夜の夜道は特に明るいです。月が高いところにあるからというだけではありません。明日になりますが、地球と月の距離が最も近くなります。でも、スーパームーンとは呼びません。満月であればスーパームーンですが、明日は満月の1日後なので、特に呼び名はありません。一日違いにしても、いつもより月が大きくて、明るいわけです。
月の位置が高いことと月が大きいことで、今夜は、今年、一番明るい夜道になります。お仕事帰りではない人も、今夜の月は見ておいた方が良いと思います。











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