さそり座、いて座などがあります。この時刻だと夏の星座が見えます。そして、そのあたりに月と惑星があります。
木星と土星があって、その間に月があります。木星と月が近いですね。どれも明るい天体ですから、宇都宮の中心部でも、どこでも見えるし、もう少し後の時刻で、空が明るくなってからでも見えます。
木星の西側には、さそり座の1等星、アンタレスもあって、色が赤いのがわかります。それも含めて、明るい4つの天体が並んだ様子は、きれいだと思います。
月は日ごとに東に移動していくので、土星に向かって移動します。・・・ということは、その翌日、25日木曜日の22時頃、月と土星が大接近します。土星のすぐ下を月が通過します。でも、残念ながら日本では、その時刻には、まだ月が昇っていません。
月が昇るのは、何時頃ですか?
日付が変わった26日の0時過ぎになります。大接近の2時間後なので、月は土星の少し東側に移動しています。それでも、月のすぐ近くに土星が見えるわけです。
今週は、明け方の東の空で、木星と土星と月が位置を変えながら、きれいな景色を見せてくれそうです。
|