6月も2回目の日曜日です。雨の季節になりました。天体観測には良くない季節です。
今週6月11日火曜日ですが、木星が衝になります。「衝」というのは、地球と木星の距離が一番近くなる日です。もしくは、太陽・地球・木星が、この順でほぼ一直線上に並ぶ日、と言っても同じことです。
木星が地球に一番近いということは、明るくて大きく見えるわけです。毎日のように木星を見ていると、明るさの変化はわかりにくいですが、たまに見ると「この前より明るい気がする」と思うかもしれません。木星は衝の日だけではなくて、これから3ヶ月くらい、十分大きく見えるので、気長に観察してください。
今週の木星は、どのあたりに見えるのでしょう?
衝のときは0時頃に南中します。下の図は、今夜0時の南の空です。
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