天体アプリ



今は梅雨のうえ、今日は満月です。星空を見るのは絶望的です。しばらく、天体観測はお休みですね。
晴れないことには始まらないので、曇った日は、iPhoneアプリのiステラを空に向けて、「今は、こんな星空が見えるんだなぁ」と思いながら画面を見ることになります。

曇った日には、iステラや、アンドロイド用のスマートステラなどの天体アプリの使い方をマスターしておくのもいいですね。その日、その時刻のリアルタイムの星空を見るだけなら、起動して空に向ければ、そちらに見える星座が表示されます。見えている明るい星や星座の名前などが、すぐわかります。でも、その他にも、いろいろな使い方ができます。

まず、リアルタイムではない、特定の日時の星空を見られます。起動すると、右上に現在の日時が出ています。たとえば、日付を変えたいときは、小さくてやりにくいかもしれませんが、何日という日付のところをタップします。そうすると、日時が表示されているあたりに、縦横の矢印が出ます。その状態で画面に触れて、指を下に動かすと ・・・スワイプという操作ですね・・・ 日付が増える方向に動きます。上にスワイプすれば前に遡ります。見たい日付になったら指を離して、画面をタップすると確定します。
時刻を変えたいときも、同じようにすると時刻が前や後に動きます。このとき、指をしっかり止めてから画面から離してください。そうしないと、日付や時刻がすごい速さで連続変化してしまいます。これはよくやる失敗です。

iPhoneX上のiステラ
この状態で、下にスワイプすると日付が進む

(星雲星団「表示する」,惑星「疑似サイズ表示ON」)


画面にある★印をタップすると、いろいろな設定変更ができます。たとえば★印をタップして、次の画面の2番目に「星座」というのがあります。そこをタップすると、星座の名前を表示する・しないや、星座を結ぶ線を表示する・しないなどが変更できます。3番目の「星雲・星団」では、それらを表示する・しないなどが変えられます。星雲星団は、双眼鏡や望遠鏡を持っている人は表示した方がいいです。
その次にある、太陽/月/惑星というのは、惑星などの名前を表示する・しないが変えられますが、それ以外に、「疑似サイズ表示」というのがあります。それをオンにして、表示倍率を大きくすると、画面上に大きいサイズで月や惑星が表示されます。大きく表示すると、惑星は望遠鏡で覗いたような見え方になります。
これ以外にも、いろいろなことができますから、やってみてください。
まだお持ちでなくて、買いたいという方は、iPhone用が「iステラ」、iPad用が「iステラHD」、アンドロイド用が「スマートステラ」という名前です。どれも480円で、App StoreかGoogle Playからダウンロードできます。1回だけ480円払えば、その後ずっと使い続けられます。

星空を見たい人は、スマホやタブレットに入っていると便利なアプリです。星が見えない夜は、それらのアプリで星空を眺めた気になる、というのもいいと思います。











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