チリで皆既日食



梅雨の真っただ中ですが、今週の話題は・・・
日本は梅雨ですが、世界は広いですから、良く晴れている地域もあります。今週7月3日水曜日に、チリで皆既日食が見られます。ほぼ地球の反対側です。ちょっと見に行ってみようか、という距離ではないですね。それでも、日本からけっこうな数の人が見に行くようです。
通称、日食ハンターと呼ばれる人たちがいます。日食があれば、地球上、どこにでも出かけていきます。

知り合いにも日食ハンターがいますが、何がそうさせるのでしょう?

皆既日食のときにだけ、太陽の周りにある「コロナ」が見えます。私の友人が撮った写真ですが、コロナがきれいに写っています。


写真もきれいですが、肉眼で見るともっときれいです。皆既日食が終わる瞬間には、ダイヤモンドリングも見られます。一度見てしまうと、「次もまた見たい!」と思うものです。


皆既日食
(撮影:渡辺和明氏 イースター島にて)
太陽の周りに見えるのが「コロナ」
ダイヤモンドリング
肉眼で見ると、この写真よりもダイヤモンドの部分がもっと輝いて見えます


日食は見たいですが、海外に出かけないといけないわけですよね?

1年に1回ぐらいは、世界のどこかで皆既日食が起こっています。でも、すごく狭い範囲でしか見られません。去年はアメリカで見られて、世界中から人が押し寄せました。でも、必ずしも行きやすい場所とは限りません。太平洋の真ん中の場合もあるし、アフリカのジャングルの場合もあります。
何年か前、知り合いがアフリカのかなり危ないところに行きました。ルワンダとかソマリアあたりです。日食ハンターは多少危険でも、皆既日食が見られれば、どこにでも行きますね。・・・といっても、日本の旅行会社が企画するツアーは、安全が確保されたところにしか、行きませんけど。

皆既日食というのは、それほどすばらしいものなのです。かなり先ですが、日本でも皆既日食が見られます。2035年に栃木県で見られます。15年以上先で、私もけっこうな年になっていますが、それまで、目を大切にして、ボケないようにしないといけませんね。私の星仲間たちは、2035年に、ボケてなくて歩ける人は、奈良部の家に集合ということになっています。

自宅は栃木市ですよね。そのあたりが、条件がいいわけですか?

日食中心線というのがあって、皆既日食を一番長い時間見られるところです。栃木市北部を日食中心線が通ります。東北自動車道の「都賀西方パーキング」の辺りを西北西から東南東に横切っています。
ずいぶん先ですけど、楽しみですね。


2035年9月2日 皆既日食帯
上下の赤い線の間で皆既日食が見られる
中央の赤い線上が最も条件が良い
2035年9月2日 皆既日食中心線
東北自動車道の「都賀西方パーキング」を通っています









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