木星・土星・月



明日28日が新月です。今週は、星を見るのにいい1週間です。
明日月曜日は、新月で月が見えないわけですが、火曜日から細い月が見えるようになります。火曜日には、月齢1のすごく細い月が見られます。実は、月齢1の月を見るのはたいへんです。太陽が沈んでから50分後ぐらいに月も沈みます。火曜日の場合、月齢1の月を見られるのは、夕方5時半前後の20分間ぐらいです。西の地平線まで見えるところでないと見られません。

どこかいい場所はありますか?

栃木県の場合、西に山があるところが多いので、かなり限られます。お勧めは、宇都宮市なら栃木県庁の一番上の階、展望ロビーです。西側が良く見えます。月齢1の月は見るのがたいへんですが、本当に細いですから、一度は見てみてください。

10月31日 18時の南西の空


その翌日、水曜日になれば、月齢2になって、見つけやすくなります。月が沈むまでの時間に余裕が出ますから、日没後、少し暗くなったら、西の空を見ると見つけられます。そして、31日木曜日以降は、西の空にある木星や土星も一緒に見えます。それを写真に撮れるといいですね。

そういう写真を撮るときのコツはありますか?

月や惑星と地上の景色が一緒に写っているときれいです。撮影するときは、カメラのズームレンズを望遠にして撮ることになるので、ブレやすいです。カメラを三脚に載せて固定した方がいいです。三脚に載せても、シャッタボタンを押すときにブレるので、セルフタイマーを使うといいです。
シャッターボタンを押したときから、時間差でシャッターが切れるようにするわけです。










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